2019年12月1日に行われたリーガ・エスパニョーラ第15節・バルセロナ戦の試合中にサポーターが攻撃的なチャントを行ったとして、アトレティコ・マドリードスペインサッカー連盟から12,000ユーロ(約144万円)の罰金を科された。27日に、アメリカメディア『ユーロスポーツ』が報じている。

 試合中にアトレティコサポーターの標的となったのは、バルセロナフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンだ。今シーズン開幕前にアトレティコからバルセロナに移籍したグリーズマンだったが、退団の仕方に一部のアトレティコサポーターが反発。リーグ戦で両クラブが対戦する際に、サポーターがグリーズマンにどのような反応を示すかが注目されていた。

 アトレティコの本拠地『エスタディオワンダメトロポリターノ』で行われた第15節・バルセロナ戦において、アトレティコの一部サポーターはグリーズマンに対して非常に攻撃的なチャントを繰り返したという。審判の報告書にはチャントについての言及はなかったものの、リーガ・エスパニョーラ側からの報告で今回の罰金処分が下された。

 

昨年のアトレティコ戦で攻撃的なチャントを受けた、バルセロナのグリーズマン [写真]=Getty Images