シャープは、高濃度のイオンを放出する「プラズマクラスターNEXT」を搭載し、消臭効果の徹底強化に加え、運転者の集中力を維持しやすく、ストレスがたまりにくい運転環境をつくることも実証した車載用プラズマクラスターイオン発生機「IG-MX15」を3月12日に発売する。月産台数として3000台を予定している。

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 IG-MX15は、プラズマクラスターNEXTによって付着カビ臭の消臭スピードを約2倍以上に高め、毎日の買い物や家族の送迎など短時間の乗車でも消臭効果を発揮する。また、長時間の乗車では、「カビ臭」「タバコ臭」に加え、新たに「汗臭」「体臭(30~40代特有)」「食べ物臭」「ペット臭」の消臭効果を実証し、車の中で気になる「6大付着臭」を消臭する。

 IG-MX15を設置した乗用車で公道運転中の20~50代の男女の被験者(51人)の脳波を測定した結果、プラズマクラスターイオンが放出されていない状態に比べ、プラズマクラスターNEXTにより高濃度イオンを放出している状態で「集中度合い」が有意に高い状態を維持し、「ストレス度合い」が有意に低いことを実証した。プラズマクラスターNEXTによって、運転に適した集中力を維持しやすく、ストレスがたまりにくい運転環境づくりをサポートする。

 付属のUSBケーブルで電源を供給できるため、市販のモバイルバッテリーなどを使うことで電源がないところでも使用できる。USBケーブルをパソコンなどに接続し、家庭やオフィスの机上で顔周りに向けて使用すれば肌の保湿効果も期待できる。