27日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、全国の小中学校と高校、特別支援学校に3月2日から春休みまで臨時休校にするように安倍首相は要請しました。政府の後手後手の対応を批判するメディアに対しても批判の声がSNS上に上がっています。

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フジテレビ「バイキング」では、坂上忍が強気で小室圭氏をディスっていたにもかかわらず、掌を返したように番組が謝罪というのが注目されていました。

秋篠宮家の長女・眞子さま(28)との結婚問題が膠着状態になっている小室圭さん(28)が、複数のテレビ番組の報道に抗議して、謝罪や訂正をさせていたことが「週刊文春」で報じられていました。

そこで、フジテレビ「バイキング」に電凸してみました。

当初は番組の制作にお電話して社員のプロデューサーの方とお話ししたかったのですが、電話口に出るのは、制作会社から出向したADの方ばかり、長時間の保留ののちに、代表からのかけ直しを求められました。

「フジテレビでございます。お世話になっております。広報ですと番組広報と企業広報に分かれておりますが、どちらでしょうか」

――バイキングの広報をお願いします。

「番組の広報でございますね。少しお待ちいただけますか」

参考記事:

 

渦中の番組広報担当者はお休み、同局で同様の謝罪をした「Mr.サンデー」の広報担当者もお休みということでしたが、筆者がネバッたところ、企業広報の額田氏が電話口にご登場。

――二つの番組の広報がお休みということで額田様はどのような広報でいらっしゃいますか。

「会社としての広報です」

――あの謝罪に関してのお話は額田さんからしていただけるということでしょうか。

「えっとー、特に。ご質問の内容にもよるかと思いますが」

――坂上忍さんは強気で小室圭さんをディスっていらっしゃいませんでしたか。

「申し訳ありません。私はそれに対して『はい』という立場ではございませんので」

――番組としてそのように報じてきたのに、小室さんの弁護士から抗議が来たら謝罪というのはなぜでしょうか。

「(沈黙 27秒)謝罪はしております。ただ、そのようなことは申しておりません。そのようなことは特にお答えしておりませんけれども」

――では、そのように報じている記事はガセネタということでしょうか。

「(沈黙 18秒)はい」

――週刊文春さんはガセネタを書いているのでしょうか。

「私。そのように申しておりませんけども」

――ではどうして掌を返したように謝っているのでしょうか。小室圭さんの代理人上芝直史弁護士から抗議があったからでしょうか。

「特にお答えすることはございません」

――お話したくないということですか。

「いえ。質問を。FAXでお流しいただけますか」

――質問はこの内容だけですから、そちらがそういう対応なさるならFAX送るだけ無駄になりませをんか。FAXお送りしたらどのくらいで回答していただけますか。

「質問の内容にもよります。質問が今の一点でしたらそんなにお時間かかりません」

――FAX送ることによって答え変わりますか?

「質問によります。きちんと答えたいがために文書でやりとりさせて下さいと申し上げているんですけども。前提の部分が分からないので。文書でやりとりするのはダメなんですか?」

――Eメールはなさっていらっしゃらないのですか。

「間違いのないように文書で」

――なぜ役所みたいにFAXなのでしょうか。

「逆になぜFAXじゃダメなんですか?」

――紙の無駄でしょう?

「それはそのぉ。やり方どちらでも構わないといえば構わないんですけど。こちらは、FAXにしてください。と申し上げているんですけど。紙として残したいからです」

――メールをプリントなさるとデータが消えてしまうのでしょうか。

「申し訳ありません。FAXがダメだという確固たる理由がないんでしたら、そちらの質問にこちらが回答できないということです」

――FAX強制ということですね。

「社として対応するので。私個人でお受けするのではないので。広報のメールアドレスはなく個人のメールアドレスしかないので。そちらは、弊社が発表したことじゃないことに対して情報を得たいということならばそれに対してお答えはできないです」

――FAXを送ることによって回答が変わる可能性はありますか。

「それは質問の内容によりますので。文書を見た上で考えるので」

――額田さんの他に考える方は何人いらっしゃいますか。

「それは質問の内容によりますので」

――質問の趣旨が電話ではご理解頂けていないということでしょうか。

「そのようなことを申し上げるつもりはございません。逆に私が申し上げていることは、お分かり頂けていますか。FAX頂けたら文書で回答致します。それができないってことなんですかね?」

――FAXが無駄にならなければ良いです。結局同じ回答ならFAXは無駄になってしまいます。

「申し訳ありませんが、無駄になるかどうかというのは〜」

不毛なやり取りが16分13秒も続いた後、届いた回答のFAXは、

 

小室圭さんの結婚問題についての放送内容を訂正させていただきました。これ以上は、特にお答えすることはございません』

 

ちなみに同様の謝罪訂正のあったTBS「あさチャン!」は、社長室広報部に窓口を一本化。担当者が名乗らずにFAXを強要し、「お答えすることはありません」の1行FAXでした。

回答者の前に、4人ものスタッフの電話がたらい回し状態。役所よりも役所らしいフジテレビ。批判する前に、フジテレビの無駄な動きを改善した方が良いかもしれません。(文◎九頭龍腐流腐流)

 

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バイキング公式ホームページより