「大好きな人には優しくしてもらいたい」と思うのはみんな同じ。
でも「優しくしてもらう」にはどうすればいいのか悩んでしまうことも……。
そこで今回は「人に優しくしてもらうための心理学」を紹介します。ちょっとしたことを意識するだけで、彼の「優しさ」をゲットできるかも!
返報性の法則人は、何かしてもらうと、「お返しをしたい」と心理が働きます。とくに日本人は義理人情を大切にしますので、その傾向が強いといえます。
つまり、大切な人に「優しくしてほしい」と思うのなら、まずはあなたが彼に優しくしてあげるのが大切です。
ただし「優しくする」といっても、なにもかもしてあげればいいとは限りません。
たとえば、あなたの分のついでに彼のコーヒーを入れてあげたり、彼が困っているときに声をかけたりと、「ちょっとした気遣い」と思われるくらいの行動がいいでしょう。
あなたが「やってあげた」と行動すると、彼が「お返しをしたい」と思わないので、恩着しくしないようにしましょうね。
ミラーリング「ミラーリング」とは、相手と同じように行動して、相手に親近感や好感を抱かせる心理テクニックのこと。
基本的に人は、自分に敵対してくる人に優しくできません。相手に優しく接してもらうためには、まず自分が相手の「味方」であることを示す必要があります。
そこで「ミラーリング」を使ってみてください。やり方はとっても簡単。相手の行動や仕草、口ぐせなどを真似るだけでOKです。
ただし好きな人に「真似している」のが伝わると、不自然に見えたり、バカにしているように取られたりするので、「さりげなさ」を意識してみてください。
話すペースやちょっとしたクセなど、彼が無意識にやっていることほど効果的です。
ハード・トゥ・ゲット「ハード・トゥ・ゲット」とは、「あなたは特別」とメッセージを伝えて、相手を特別扱いしていることで、好感を抱きやすくなるという法則です。
たとえばあなたが弱っているとき、好きな人に「こんなとこ見せられるの〇〇くんだけ」と伝えてみたり、
ちょっとしたプレゼントをするときには「〇〇くんだけ特別にあげるね」と言い添えてみたりしてはいかがでしょう。
彼が「自分だけ特別なんだ」と思うと、あなたを「特別」だと意識して、優しく接しようとしてくれるはずです。
おわりに好きな人に「優しくしてほしい」と思うのは自然なことですが、ひとつ注意したいのが「彼にとっての優しさとはなにか」という視点を忘れないこと。
あなたが思う優しさと彼の考える優しさは、必ずしも一致していないことがあります。
たとえあなたが理想とするものでなくても、彼なりの「優しさ」が見えたら、それでOKとするのも大切ですよ。
(矢島 みさえ/ライター)
(愛カツ編集部)
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