「スバルの正規ディーラーに車預けたら営業時間外に持ち出されて交通事故起こされた。。」と投稿された映像が話題を呼んでいます。スバル側は試運転時の事故と釈明している一方、ドライブレコーダーの映像からはサービスマンが無断で私有車として顧客の車を運転していた可能性も浮上しており、Twitter上で物議を醸しています。

【画像で見る:事故の瞬間(ドラレコ映像)】

 投稿者は、スバル インプレッサWRXのオーナー・u@5(@u555511)さん。2分20秒の動画には、停車中の車に突っ込むインプレッサWRXの様子が写し出されており、衝突された車が玉突き式に前にはじき出される様子や運転手が「はぁ~やっちゃったぁ……」「最悪だ……」とつぶやく様子なども記録されています。

 事故を起こした車はu@5さんが、東京スバル大田店に預けていたもの。ねとらぼ編集部がu@5さんを取材したところ、運転していたのは同店のサービスマンで、2019年8月18日8時35分頃に事故を起こした後「路上テスト中に交通事故を起こしてしまいました。車両の現状を確認しに来てほしい」と電話連絡があったとのことです。

 しかし、u@5さんがドライブレコーダーを確認したところ、実際には事故前日にサービスマンが無断でu@5さんの車を使って自宅へ戻り、翌日出勤する様子が写っており、その際事故を起こしていたことが分かったと言います。

 これについてu@5さんは、「正規店でこの扱いだったらどこに預けたらいいんだ」とツイート。投稿は3万5000件以上リツイートされている他、「顧客のクルマを私用に使うってことが常態化してたんですかね」「ひでーな」「ディーラーって信用第一だと思っていたのに。ドラレコあって良かったですね」などのコメントが寄せられています。

 この事故について東京スバルは、「この度は就業時間外での運転の際、事故を起こし○○様(u@5さん)の大切なお車を破損させてしまいました事、誠に申し訳ございませんでした。東京スバル株式会社として深くお詫び申し上げます」と経緯を書面にまとめてu@5さんに渡して謝罪した様子。u@5さんはこの書面を一部モザイク加工して投稿しています。

 u@5さんが確認したところ、該当サービスマンは事故前日と当日以外は無断で車を使用している様子はなかったものの、書面では「就業時間外の試運転」については会社として一切認めていないことであり、「社内規則遵守精神の欠如、また店舗管理者の指導不足が原因」だと説明されています。

 「まだまだ指導不足を痛感しております」としたうえで、「大田店には厳重注意を行い、今後も強く指導し、再発防止に努めてまいる所存でございます」とあらためて謝罪しています。一方で当事者や管理者への処分については「社内規定によるものですので、ご回答は差し控えさせていただきます」と締めくくっています。

 また大破した車については、スバル側で加入している保険から廃車の場合は約130万円を補償する、修理を行う場合は見積額約180万円に対して不足する50万円を負担するという提案があったといい、u@5さんはこれを受け入れ「スバル側との交渉は終了しています」と取材に対して答えました。

 しかし気になるのは事故が発生したタイミングは本当に“就業時間外の試運転”だったのか。u@5さんが指摘するように“サービスマンが無断で私有車として顧客の車を運転していたときのものなのか”ということ。ねとらぼ編集部がスバル側に取材を申し入れたところ、「現時点では事実関係の確認を行っております。ご質問についてはあらためて回答させて頂きます」とのコメントがありました。

画像・動画提供:u@5(@u555511)さん

(Kikka)

事故を起こす直前のドライブレコーダー映像