レアル・マドリードに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、次節迎えるバルセロナとの“エル・クラシコ”について語った。27日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在リーグ戦で2位のレアル・マドリードは、次節3月1日に、勝ち点差2で首位に立つバルセロナとの首位攻防戦を迎える。26日に行われたチャンピオンズリーグマンチェスター・C戦で黒星を喫するなど、公式戦ここ3試合勝利のない“白い巨人”だが、キャプテンを務めるS・ラモスは、クラシコに向けて並々ならぬ決意を口にしている。

「それはもちろん、全ての試合と同様に勝ち点3しかもたらしてくれない。しかし、クラシコは他の試合とは違う、とにかく特別なものだ。バルセロナを倒すことは大きな喜びをもたらしてくれる。そして両チームの選手たちはその喜びを知っているから、誰もが最善を尽くすんだ」

 また、現在クラシコでの歴代出場試合数で1位タイ(43試合出場)となっているS・ラモスは、次節にも単独で歴代1位に立つ可能性がある。

「出場試合数で歴代最多になれるのは、大きな喜びだ。これからも多くプレーできることを願っているよ。そしてそれは、僕がこのチームに在籍し続けるということでもあるからね。素晴らしいことだ」

 果たしてどちらのチームが勝利を掴むのか。今回のクラシコは、レアル・マドリードのホーム『サンチャゴ・ベルナベウ』で行われる。

レアル・マドリードに所属するS・ラモス [写真]=Getty Images