レスター・シティは28日、プレミアリーグ第28節でノリッジと対戦し、0-1で敗戦した。

リーグ戦3試合勝利のない3位レスター(勝ち点50)が、最下位に沈むノリッジの本拠地キャロウ・ロードに乗り込んだ一戦。前節、2位マンチェスター・シティとの上位対決で惜敗を喫したレスターは、その試合からスタメンを3人変更。ヴァーディ、ティーレマンスフックスに代えてアジョセ・ペレスバーンズチョードリーをスタメンで起用した。

最前線にイヘアナチョを据えた[4-1-4-1]で試合に臨んだレスターは、25分にチャンス。バーンズのパスでボックス右までオーバラップしたリカルド・ペレイラがダイレクトクロスを供給。ニアに走り込んだプラートが左足で合わせたが、これは左ポストを直撃した。

チャンスを逃したレスターは、37分にアジョセ・ペレス、39分にイヘアナチョがそれぞれゴールに迫ったが、ゴールネットを揺らすことはできず。前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半、レスターは早い時間にスコアを動かす。49分、プラートのロングパスをバイタルエリア右で受けたイヘアナチョがカットインから左足一閃。このシュートがゴール左隅に突き刺さった。

このゴールでウルブズの先制かと思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による検証の結果、イヘアナチョがトラップした際にボールが手に当たっており、ハンドの判定でゴールは取り消された。

先制のチャンスを逃したレスターは、70分にピンチを迎える。ボックス右深くまで切り込んだアーロンズが供給したクロスをボックス左で拾ったJ・ルイスが胸トラップからハーフボレーで合わせると、このシュートがゴール右隅に突き刺さった。

結局、これが決勝点となりレスターが最下位相手に屈辱の敗戦。2月のリーグ戦を未勝利(2分け2敗)で終えたレスターは、公式戦5試合未勝利と泥沼の状況に陥っている。

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