フランス代表MFサミル・ナスリ(32)が今シーズン限りでアンデルレヒトを退団する見込みだ。ベルギー『La Dernier Heure』が報じている。

マルセイユアーセナルマンチェスター・シティセビージャで活躍したナスリ。昨年1月に加入したウェストハムでは、公式戦出場が僅か6試合に留まり、昨シーズン限りでクラブを退団。

そして、同年7月にはシティで6年を共に過ごしたベルギー代表DFヴァンサン・コンパニの誘いを受け、アンデルレヒトに加入していた。

その新天地では開幕からリーグ戦5試合連続で起用され、そのうちの2試合でゲームキャプテンを任されていたが、昨年10月中旬以降はハムストリングなど筋肉系のケガに悩まされており、長期離脱を強いられている。

そして『La Dernier Heure』が伝えるところによれば、加入時に契約延長オプション付きの1年契約を結んでいたナスリに関して、高年俸と稼働率の低さを懸念するクラブは同オプションを行使する意思がないことをすでに通知したという。

そのため、ナスリは今季限りでアンデルレヒトを去ることになるようだ。

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