福岡市内のこだわりのコーヒーとスイーツが楽しめるおすすめカフェを紹介。落ち着いた喫茶空間で、美味しいコーヒーとスイーツとともに至福のひと時を過ごそう。

【写真を見る】焙煎度合いを3種類から選べるホットコーヒー(450円・税込)としっとりとした食感のバンクスドーナツ(220円・税込) / BANX RIVER

■ 東区・御島崎「KATAOSA COFFEE」

東区・片男佐(かたおさ)海岸近くの住宅街。店主は旅で訪れた米・ポートランドのコーヒー文化、サブカルチャーに影響を受け「気軽なセカンドプレイスを」と、自身が育ったこの地に店を開いた。コーヒーはスペシャリティコーヒーを自家焙煎で浅煎りし、ステンレスフィルターで抽出。オリジナルグッズも多数扱う。

[KATAOSA COFFEE]福岡市東区御島崎1-5-6 / 092-287-5081 / 11:00〜21:00 / 木曜休み

■ 東区・香椎駅前「BANX RIVER」

香椎川沿いにあった「ミマツ スペシャルティコーヒー ロースター」の店舗を受け継いで、2017年にオープン。店では「コーヒーカウンティ」の豆を使用するが、中深煎り以上はほぼ焼かない同店に頼みコロンビアやブラジルのダークローストなど、ここだけの豆も用意。「地域のお客さんに好まれる親しみやすさはありつつも、コーヒーの個性やおもしろさを感じてほしくて」と小林さん。

シンプルなコーヒーと「バンクスドーナツ」(220円・税込) のコンビも捨てがたいが、ぜひ試してほしいのがアイスクリームをたっぷり使ったエスプレッソバナナシェイク(650円・税込)。バナナのコクと粘りのあるアイス、エスプレッソのほろ苦さが三位一体となり、やみつきになること請け合いだ。

[BANX RIVER(バンクス リバー)]福岡市東区香椎駅前2-2-6 / 092-688-4700 / 15:00〜22:00、日曜・祝日12:00〜19:00 / 火曜休み、不定休

■ 早良区・弥生「あびる珈琲」

阿比留 英(あびる たけし)さんが店を開いたのは2013年。糸島のレゲエの雰囲気漂う「ナッティドレッド」で働いたのちに、自家焙煎喫茶「珈蔵」(現・珈童)に入店。2年間焙煎などの修業を行い、そのあと自宅で焼いた豆を自転車で宅配するスタイルで経験と開業資金を貯めていった。

コーヒーはブレンドを3種類、シングルを7種類ラインナップ。もし、好みがわからないという人が来たら勧めるのがスペシャルブレンドNO.2。「ブラジルやグアテマラをベースとした誰でも飲みやすくて、オールウェイズな味わいです。いい意味で80点の豆ですね」。「チョコスコーン」(150円・税込)など、コーヒーを卸している「ヒッポー製パン所」のスコーンも人気で、コーヒーのお供にぜひ。

[あびる珈琲]福岡市早良区弥生2-1-1 / 092-407-9731 / 10:00〜18:00 / 日・月曜休み

■ 早良区・藤崎「NEUTRAL COFFEE」

藤崎の住宅地に開店し、2019年10月で丸4年。オーナーの西岡 徹さんは、毎月必ず1種は月替りのブレンドを作る、自身で毎回課題の豆を設けるなど、焙煎技術を高めるための努力は惜しまない。さらに、2018年秋には全国を舞台に焙煎技術を競う「ローストマスターズチームチャレンジ」に九州チームの一員として参加。「競技会に出たことでさらに引き出しが増えたと思います」と西岡さんは話す。

ブレンドが3〜5種、シングルオリジンが7、8種と選択肢も多い同店。ブレンドが500円(税込)からと価格も手ごろなので、家庭で日常的に飲む一杯におすすめだ。「濃厚生チョコケーキ」(450円・税込)などのスイーツも人気で、コーヒーとセットで注文するとスイーツが100円引きになるのも嬉しい。

[NEUTRAL(ニュートラル) COFFEE]福岡市早良区藤崎2-1-1 寿ビル1F / 092-845-1180 / 10:00〜20:00、金・土曜・祝前日〜22:00 / 火曜休み

■ 早良区・城西「siro coffee」

SNS映えするメニューや内装が注目を集め、平日から多くの女性客でにぎわう。浅煎りと深煎りの2種の豆を使って、福岡で初めて設置されたマシン「スレイヤースチーム」で抽出。苦味を抑えた優しい味わいが特徴で「黒ゴマきな粉ラテ〜黒みつかけ〜」(500円)などのアレンジ系も好評。「チーズケーキ プレーン」(380円)などの手作りスイーツも人気だ。

[siro coffee]福岡市早良区城西2-12-16 / 電話なし / 12:00〜19:00 / 水曜、第1・3・5火曜休み (九州ウォーカー・九州ウォーカー編集部)

ホットラテ(360ml 530円)、手作りモンブラン(320円、コーヒーセットで50円オフ) / KATAOSA COFFEE