今年7月に開催される東京オリンピックで本気のブラジル代表がお目にかかれるかもしれない。ブラジル『グローボ』が報じた。

2016年の母国開催となるリオ・デジャネイロ大会で悲願の初優勝を成し遂げたブラジル。東京オリンピック出場権がかかった南米予選で、U-23アルゼンチン代表に続き、本大会行きの切符を掴み取った。

そのブラジルは連覇を目指すなかでオーバーエイジ枠の1つを利用して、前回大会でもその枠で出場して金メダル獲得に貢献したパリ・サンジェルマン(PSG)のFWネイマールを招集する動きを強めている模様だ。

ブラジルサッカー連盟(CBF)の会長を務めるロジェリオ・カボクロ氏はすでに東京オリンピック参戦意欲を公にするネイマールの招集に向け、PSGのナセル・アル・ケライフィ会長との交渉を開始しているという。

しかしながら、ブラジルA代表は今夏、6月12日に開幕するコパ・アメリカ2020の戦いを予定。コパ・アメリカ東京オリンピックの両大会に参戦する場合はスケジュール的に難しい側面もあるとのことだ。

また、CBFネイマール以外にも、レアル・マドリープレーするFWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ・ゴエス、MFヘイニエルの東京五輪世代の招集にも動いており、フロンティーノ・ペレス会長とも会談を行っているようだ。

そのほか、今冬にアトレチコ・パラナエンセからリヨンに移ったMFブルーノ・ギマラエスに関しては移籍交渉の段階でオリンピック時の派遣合意を得ており、アーセナルから予選時の招集を拒否されたFWガブリエウ・マルティネッリを呼ぶ動きもみせているとのことだ。

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