新型コロナウイルスの感染拡大により、大勢の人が集まるイベントやコンサートが次々と中止・延期されている。そうした状況を受けてお笑いコンビ・とろサーモン久保田かずのぶが2月28日、Twitterで「営業イベントが中止になってるみたいですね。こういう時こそ無観客でええから吉本の劇場で漫才配信したらよいのに」と提案して反響を呼んでいる。

久保田かずのぶは「チケット買ったのに見にいけず自宅にいる方も多いし出演予定だった自宅待機芸人も稼働する よしもとのイメージも良いと思うけどな」と行う意義を説いて、「今度社長に相談してみよう」とつぶやいた。

フォロワーからは「こんなときこそ『笑い』が必要。久保田さんお願いします」、「ありがとうございます。今は非常事態なわけですから、安心して楽しめるお笑いにお金を使いたいです。芸人さんが元気でいてくれさえすれば、また生のライブを楽しめるのですから」、「チケット払い戻しいらないから、ライブ中継にして欲しいです。お笑い見に行くのに決死の覚悟って変だと思うんですよ」など共感する声が寄せられた。

とろサーモン久保田と言えば、『M-1グランプリ2018』で審査員を務めた大御所・上沼恵美子を批判した動画がネットで配信され炎上したことが思い出される。ただ昨年夏には芸人たちの闇営業を巡る吉本騒動で炎上した岡本昭彦社長について、テレビ番組で「芸人さんじゃないからうまく伝わらない部分もあると思う」と会見をフォローしたり、吉本興業に所属して「いいことはメチャクチャありますよ」と話すなど好意的だったので、本当に社長に相談するかもしれない。

ちなみにスキマスイッチ2月28日熊本市民会館で開催予定だったツアーファイナル公演を延期したが、同日同会場から無観客ライブを無料で生配信した。また音楽ユニットPlay.Gooseも3月3日に都内渋谷区で開催する予定だったライブを無観客で行い、無料配信することを発表。会場のキャンセル費用にあてるため任意で1口1000円の寄付を呼びかけるという。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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