チェルシーに所属するスペイン代表GKケパ・アリサバラガ(25)に対して、退団の可能性が浮上した。イギリスデイリー・メール』が報じた。

2018年夏にGK史上最高額の7200万ポンド(現レートで約99億7000万円)を投じて、アスレティック・ビルバオからスペイン代表GKケパ・アリサバラガを獲得したチェルシー。そのケパは加入初年度こそ好パフォーマンスをみせたが、チームとしても脆い守りを露呈する今季は個人のパフォーマンスも咎められ、1月21日に行われたプレミアリーグ第24節のアーセナル戦を最後に元アルゼンチン代表GKウィルフレッド・カバジェロに守護神の座を明け渡している。

そんなケパはチェルシーとの契約をまだ4年間も残している状況だが、冬季休暇による中断期間中にフランク・ランパード監督と話し合った際、口頭で交わした1stGKとして起用し続けるという約束が守られていないことに不満。そのなかで、クラブからのサポートも感じられないとして苛立ちを募らせており、他クラブでの出場機会を求めて、今季終了後にスタンフォードブリッジから去る可能性を抱きつつある模様だ。

クラブ内でポジションを失っているケパを巡り、既報で新たなGK獲得を望むランパード監督と、それを望まない幹部の対立構図も指摘されるチェルシーだが、果たして…。

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