バイエルン2月29日ブンデスリーガ第24節でホッフェンハイムとのアウェイ戦に臨み、6-0で圧勝した。

前節は最下位パーダーボルンに大苦戦を強いられたものの、レヴァンドフスキドッペルパックで勝ち切って首位をキープしたバイエルン(勝ち点49)は、2位ライプツィヒとの1ポイント差をキープした中、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のチェルシー戦では3-0と快勝してベスト8進出に大きく近づいた。そのバイエルンは、チェルシー戦のスタメンから2選手を変更。負傷したレヴァンドフスキとコマンに代えて18歳FWザークツィーとコウチーニョを起用した。

8位ホッフェンハイム(勝ち点34)に対し、バイエルンは最前線にザークツィー、2列目に右からニャブリ、ミュラー、コウチーニョと並べた。

そのバイエルンが開始2分にあっさり先制する。ボックス左からのミュラーのフィードをファーサイドのニャブリがジャンピングボレーで豪快に蹴り込んだ。

さらに7分、ロングボールのルーズボールをペナルティアーク中央のキミッヒがコントロールシュート。これがゴール右に決まってバイエルンが追加点を奪いきった。

止まらないバイエルンは15分、右サイドからのニャブリのクロスをニアサイドのキミッヒがヒールで流し、最後はザークツィーが押し込んで3-0とした。

新星ザークツィーにもゴールが生まれた余裕のバイエルンは33分、ルーズボールを拾ったボックス左のコウチーニョが右足を振り抜くと、DFにディフレクトしたシュートがゴールに吸い込まれ、4-0とした。

迎えた後半、J・ボアテングに代えてトリソを投入したバイエルンは開始2分に5点目を奪う。敵陣高い位置でミュラーがパスカットしてクロスを入れると、コウチーニョが難なく決め切った。

さらにミュラーをお役御免としたバイエルンは、代わって入ったゴレツカが62分にゴールを挙げる。大勝ムードの中、終盤の77分にバイエルンサポーターが騒動を起こして試合が止まる一幕が。再開後は両チームの選手が抗議の意味を込めてピッチ上でパスを回しあってタイムアップ。後味の悪い結末となったが、バイエルンが首位をキープしている。

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