3日、ライプツィヒは公式サイトで、試合観戦に訪れた日本人ファンを試合中に強制退去させたことに関して謝罪の声明を発表した。

 1日、ライプツィヒブンデスリーガ第24節のレバークーゼン戦をホームで戦い、1-1と引き分けた。上位チーム同士の注目の一戦だったが、この試合後に議論を呼んだのは、試合内容ではなくホームクラブのとったある行動だった。

 それは、スタジアムの警備員が、観戦に訪れた日本人団体客を試合途中にスタジアムから強制退去させたというものだ。これは、現在世界中で急速に拡大している新型コロナウイルスの影響を恐れての判断とのことだったが、クラブはこれが誤った解釈だったとして謝罪した。

「残念ながら今回の件では、私たちも影響を受けているこのトピックの大きな不確実性の中で、日本人ファンに対して我々の側で間違いを犯してしまいました。この過ちを謝罪したく思います。私たちは今回の件の賠償するため、該当のファンにすでに連絡を取り、次のホームゲームへ招待するつもりです」

謝罪の声明を発表したライプツィヒ [写真]=Getty Images