中国人民銀行(中央銀行)通貨政策委員会のケイ毓静秘書長は6月30日、今は資本項目の人民元兌換自由化の推進にとって絶好なチャンスであるとの考えを述べた。1日付中国証券報が伝えた。

  これは、ケイ毓静秘書長が同日開催された博源基金会創立5周年を記念するシンポジウムで述べたもの。ケイ毓静秘書長はシンポジウムで発言した際、資本項目における人民元兌換自由化の条件はすでに成熟したと強調した。また、「資本項目の人民元兌換自由化は、金利の市場化、為替レートの市場化と密接な関係があり、関連改革を同時に推進していくべきだ」と指摘した。(編集担当:陳建民)