3月21日、『東京国際アニメフェア』が開幕した。『東京国際アニメフェア』は、国内外のアニメが東京ビッグサイトに集う、世界最大級のアニメイベント。日本のアニメはもちろん、海外のアニメや、海外に向けて日本のアニメを発信するための展示が多数行われていた。21日と22日は、明日からの一般公開に先駆けてプレスや関係者のみが来場するビジネスデーが開催されたので、レポートをお届けする。

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●アニメ歴史を一望できる巨大パネル




展示されているものとしては『鉄腕アトム』からはじまった日本のアニメを振り返るパネルや、松本零士の原画展、“ガイナックス流アニメ作法”と題してガイナックスのコンテンツ制作の過程を展示したものなど、の展示が目を引いた。パネルを眺めていると、創世記から徐々に作品数が増えていき、1970年代と、2000年代では全く制作数が違うことが一目瞭然だ。

放送中のアニメでは、『アイカツ!』や『超速変形ジャイロゼッター』、『獣旋バトルモンスーノ』などの子供向けアニメや、『コードギアス』の新作、『TIGER&BUNNY』のコーナーなどがあった。新作の情報はあまり公開されておらず、どちらかと言えば既存の作品を海外向けに発表しているといったニュアンスが強く伝わった。

また、地域に根付いた作品も多く展示されており、くまモンに追いつけ追い越せの勢いでご当地キャラご当地アニメが制作されている様子が伺えた。和歌山県秋田県茨城県埼玉県羽生市といった地方のキャラやアニメ、グッズなどが紹介されていた。

●一般公開は明日から
東京国際アニメフェア』は22日までがビジネスデー、23日、24日がパブリックデーとして一般公開される。興味のある方は東京ビッグサイトまで足を運んでみては。

・開催期間 3月21日(木)~3月24日(日)(パブリックデーは23日、24日)
・開催時間 10:00~18:00

※パブリックデーの入場は各日終了時間の30分前まで

※開催期間中、状況により開場時間を早める可能性があります。予めご了承ください。

当日券:1000円(一般)、500円(中高生)

小学生以下、65歳以上および障害のある方と介助の方は2名まで無料

前売券:800円(一般)、400円(中高生)

東京国際アニメフェア
http://www.tokyoanime.jp/ja/