コミュニケーションを取るのがが苦手だという人は世の中に沢山いるはずだ。実はガジェット通信の記者にもコミュニケーションを取るのが苦手な人物がいる。それは横山緑(タレント)という35歳の編集者である。ガジェット通信とゴールドラッシュに記事を執筆する敏腕ライターで、変わったネタを見つけて投稿するのを得意とする(特にAVやコアラネタが得意)。しかし自ら取材に行くことを苦手とし、またアポを取ることなどままならない。そんなコミュニケーションを苦手とする横山緑をなんとかできないか。そう思い今回検証してみたのである。

まず彼の女性への免疫力である。彼は女性には免疫力はないわけではない。しかし、初めて会った人となると目も合わせずまともに口もきけなくなるのだ。じゃあ彼の聖地(メッカ)である秋葉原ならどうだろうか? そんなときに丁度良いタイミングで面白いお店を見つけたのである。

“アイドルファーム”という3月15日にオープンしたばかりのお店。このお店はその名の通りアイドルの農場のようなもので、育成の場となっている。客とできるだけ近い距離で接することができるのが特徴だとか。そんなわけで今回はコミュニケーションが苦手な横山緑を連れてアイドルファームへと行ってみた。

ちなみに横山緑のコミュニケーション苦手度は次の通りである。

・女の子の脱ぎ捨てたストッキングを履くのが好き。
・一人になると指遊びをする。
・トイレではズボンとパンツを全部脱いで用をたす。

●いざ、アイドルファームへ
秋葉原電気街口から徒歩5分くらいの場所にあるアイドルファーム。横山緑は「今日はどこにつれて行くんですか?」と不安そうである。普段なら行き先を告げるのだが、今日は何も告げずに連れてきたのである。

アイドルファームの前に着くと、「かわいい系しかいないじゃないですか。僕ちょいブサの方が興味あるんです」とコメント。しかし今回は見た目はどうでも良く、アイドルと接することができるかどうかである。嫌がる横山緑を連れて入店。

中はライブ会場みたいににぎやかな装飾と爆音。客は生粋のアイドル好きッ子である。みんな小刻みにオタ芸を披露しアイドル達を盛り上げている。横山緑はこの舞台に上がれるのか?

●徐々に変化が
アイドルや客は覆面姿の横山緑を見ると驚きながらも笑顔で手を振ってくれるのである。これに気をよくした横山緑はちょっとずつノリノリに。

最初は微動だにしなかった彼であるが、曲にあわせて拳を突き上げたり、手拍子をしたり、更には立ち上がり腕を組んで興味津々となったようである。それだけではなく、横山緑はなんと自らステージの上に上がるべく前に進み出したのだ。

あのコミュニケーションが苦手な横山緑が、ステージで踊っているではないか。信じられない光景である。踊りこそ下手ではあるが、ステージ上でアイドルと一緒に一体となっているのは事実である。じかもセンターポジション。

このように彼のようなコミュニケーションが苦手な人でもステージに上がることができるというこのアイドルファーム。ライブ終了後にはハイタッチを行い満足げな横山緑であった。この日から、「タレント横山緑」ではなく「アイドルタレント横山緑」となったのである。

横山緑でもステージに上がれたので、みんななら楽勝でステージにあがれるでしょ。

ちなみにアイドルはパピンクル、リップルハニーシャーベットを始めとした3つのアイドルユニットがおり、毎日決まった時間にライブが行われるとのこと、この日は20時のライブに参加してきたぞ。

今回の模様は動画でもご覧になれるので興味がある方はそちらもご覧頂きたい。

アイドルファームウェブサイト:http://idolfarm.jp/
住所東京都千代田区外神田1-5-8 末初ビル3F

【ニコニコ動画】【みどレポ】コミュニケーションを取るのが苦手な男がアイドルステージに上がれるのか検証してみた!

■追記 2013/03/22 16:50
お店の人とアイドルの女の子が暗黒リスナーだった模様。
https://twitter.com/Himelapink/status/314746404834795521