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東北地方は、前線を伴った低気圧が発達しながら東海上を北上するため、6日(金)にかけて荒れた天気になるでしょう。気象情報や交通情報を確認し、ふぶきや交通機関の乱れには十分に注意しましょう。

きょう4日(水) 太平洋側沿岸地域で横殴りの雨

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低気圧が発達しながら東北地方太平洋側沿岸を北上する予想です。このため、4日(水)は太平洋側を中心に雨が降り、低気圧の北側では湿った東風の吹き付けが強まって5日(木)未明にかけて雨脚の強まる所があるでしょう。沿岸地域を中心に横殴りの雨となり、傘を差していても濡れてしまいそうです。南から暖かい空気が流れ込んでいるため、ほとんどの地域では雨ですが、太平洋側北部の内陸や標高の高い所では湿った雪となりそうです。路面状況の悪化にお気をつけください。5日(木)朝には、低気圧は三陸沖に離れるため、雨や雪は太平洋側南部を中心に一旦止む所が多くなりそうです。

5日(木)啓蟄(けいちつ) 日本海側はふぶきに警戒 落雷注意

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5日(木)は、上空に寒気を伴った低気圧が東北北部を通過して冬型の気圧配置になる予想です。寒気が次第に流れ込むでしょう。日本海側を中心に雪や雨が降り、暴風となるおそれがあります。車の運転の際にはふぶきによる見通しの悪さに十分にお気を付けください。また、東北北部上空5300メートル付近に流れ込む寒気は、平年より4度くらい低いマイナス33度以下となる予想です。大気の状態が不安定となり、日本海側では雷を伴って雪や雨の降り方が強まるおそれがあります。急な強い雪や雨、落雷、突風、局地的な大雪にもご注意ください。太平洋側では晴れ間がありますが、山沿いを中心に変わりやすい天気で、にわか雪やにわか雨がありそうです。空模様の変化にお気を付けください。

交通機関の乱れに注意

5日(木)の東北地方は、暴風の影響で交通機関が乱れることも考えられます。通勤の際などは、気象情報と交通情報を確認して、移動は時間に余裕を持ちましょう。また、海は大しけとなり、海岸付近の施設は高い波の影響を受けるおそれがあります。海岸付近には近づかないようにしましょう。なお、強い風や波の高い状態は、6日(金)にかけて続きそうです。

東北 荒天 ふぶきや交通機関の乱れに注意