トッテナムは7日、プレミアリーグ第29節でバーンリーと対戦し、1-1で引き分けた。

4日に行われたFAカップのノリッジ戦の敗戦で、公式戦4連敗中のトッテナム。3日後にチャンピオンズリーグライプツィヒとの2ndレグが控える中、今回のスタメンには守護神ロリスが復帰。リーグ戦ここ6試合で4勝2分けと絶好調のバーンリーを倒し、弾みをつけたい一戦だ。

しかし、バーンリーの調子の良さは伊達ではなかった。13分の左サイドからの攻撃。クロスの跳ね返りを拾ったジェイロドリゲスがボックスの外からシュート。GKロリスに止められてしまうものの、こぼれ球をウッドが押し込んで先制に成功した。

6試合連続失点のトッテナムはその後も強度が上がらず、バーンリーの後手に回ってしまう。22分にはマクニールにFKを枠に飛ばされるも、ロリスが横っ飛びでキャッチ。43分にもFKからウッドにゴールに迫られるなど、前半だけで14本のシュートを許す劣勢を強いられた。

そこで後半頭から2枚替えを敢行。スキップとエンドンベレを下げて、モウラとロ・チェルソをピッチへ送った。

すると早速その効果が表れた。カウンターからロ・チェルソのパスを受けたラメラがボックス右でミーに倒されPKを獲得。これをデレ・アリが決めて同点に追いついた。

このゴールでトッテナムが持ち直し、試合は拮抗。バーンリーは70分に、味方のパスから途中出場のヴィドラがボックスに侵入するが、切り返したところでダイアーに捕まった。

ここから試合はオープンな展開に。81分にバーンリーが1本のロングボールをヴィドラが落としてウッドがシュートというスムーズな攻撃を見せると、直後にはロ・チェルソがボックスの外からミドルシュートをトライ。84分には、マクニールのシュートのこぼれ球をヴィトラが至近距離から押し込みにかかったが、GKロリスのファインセーブに阻まれるシーンも。

互いに好機を演出したものの、スコアは動くことなく1-1で試合終了。トッテナムリーグ戦ここ3試合、白星から遠ざかっている。

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