バルセロナに所属するスペイン代表DFジョルディ・アルバが、サポーターについて語った。7日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 7日に行われたリーガ・エスパニョーラ第27節レアル・ソシエダ戦にフル出場したJ・アルバは、バルセロナが高い水準のパフォーマンスに達していないことを認めながらも、試合中にブーイングを鳴らしたサポーターたちが忍耐を失っていると指摘。同選手は後半アディショナルタイムにゴールネットを揺らした直後に耳を塞ぐアクションも見せており(判定はオフサイドだった)、試合後は以下のように語っている。

「サポーターが我々に敵対することは誰も望まない。ホームのスタジアムなら尚更だ。僕は彼らを尊敬しているし、彼らも僕たちを尊敬しないといけない。試合開始から15分で0-0だからといって、ブーイングを聞かされるのは良い気分じゃないね」

「チームが上手くいっていない時は、サポーターも苦しいのかもしれない。しかし、その状況に立ち向かうには我慢も必要だ。最高の状態を保てなければ、困難な状況が訪れるからね。誰もが精神的に強くなる必要があると思っているよ」

 同試合は、81分のFWリオネル・メッシのPKによる得点で、バルセロナが1-0の勝利を収めている。

耳を塞ぐアクションを見せたJ・アルバ [写真]=Getty Images