スウェーデン代表MFラスムス・エルムが31歳で現役引退を決断した。

エルムは、母国のカルマルでキャリアをスタート。2009年8月から2012年7月までAZでプレーすると、2012年7月からはCSKAモスクワプレー。2015年1月からカルマルに復帰していた。

スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ以来の才能として高く評価されていたエルムは、元日本代表MF本田圭佑(ボタフォゴ)ともCSKAモスクワでチームメイトとしてプレー。しかし、2014年に命にも関わるとされた深刻な胃の病気を患い、2015年1月にCSKAモスクワを退団していた。

エルムスウェーデン『FotbollDirekt』のインタビューで「肉体的にも精神的にも、もう1年続けることは難しかった。完全にトレーニングをこなしていないので、目標としていたレベルには到達できなかった」とコメント。また「努力し過ぎてしまうと、また病気になってしまうんだ」と、病気の再発の恐れがあるため、引退を決断したとコメントしている。

エルムは、アルスヴェンスカン(スウェーデン1部リーグ)で139試合に出場し20ゴール25アシストエールディビジで83試合に出場し18ゴール19アシストチャンピオンズリーグで4試合、ヨーロッパリーグで20試合2ゴール6アシストを記録していた。

また、スウェーデン代表として39試合に出場し4ゴールを記録。ユーロ2012に出場した経験がある。

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