Jリーグは12日、新型コロナウイルスの感染予防のため開催が延期されていた明治安田生命Jリーグに関して、正式に3月一杯の試合をとり行わないことを発表した。

2020シーズンのJリーグは、2月20日明治安田生命J1リーグ第1節の湘南ベルマーレvs浦和レッズで幕開け。22日にはJ2リーグも開幕を迎え、新シーズンがスタートした。

しかし、新型コロナウイルスの感染が日本国内でも拡大したことを受け、翌週からの試合開催を延期に。3月15日までの公式戦全94試合を延期とし、18日からの再開を目指していた。

3月3日には、3月20日に開幕を迎えるプロ野球を管轄する日本野球機構(NPB)と共同で「新型コロナウイルス対策連絡会議」を設立。9日に第2回目、12日に第3回目の会議が実施。9日の時点で、18日の再開は難しいと判断し、4月3日の再開を目指すとJリーグの村井満チェアマンが発表していた。

今回対象となるのは、明治安田生命J1リーグの第5節と第6節、J2リーグの第5節〜第7節、J3リーグの第3節、第4節となり、合計69試合の延期が決定。これまでの延期分と合わせて、公式戦163試合が延期となることが決定した。

なお、代替開催びやチケットの取り扱いについては、決定次第改めて発表される。

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