女優の原沙知絵が主演を務める4月11日スタートのドラマ『女ともだち』(BSテレ東テレビ大阪)の追加キャストとして、俳優の袴田吉彦と竹財輝之助の出演が発表された。実生活でも不倫騒動で話題となった袴田が、主人公セツ(原)の不倫相手を演じる。

【写真】「竹財輝之助」フォトギャラリー

 恋愛、結婚、不倫などに直面し、揺れ動く女性の心理や葛藤を描く本作。原作は柴門ふみによる同名漫画で、1986年にもTBSでドラマ化されており、今回の再ドラマ化では時代設定を令和にアレンジ。18年ぶりの連続ドラマ主演となる原が、DV離婚し、不感症だが大学の同級生との不倫関係をやめられないバツイチのシューズデザイナー“セツ”を演じる。また、磯山さやかが、セツの高校時代からの親友で、何度も浮気を繰り返してしまう夫を捨てきれない迷える主婦“ちさと”役を務める。

 セツの不倫相手・平井保役を演じる袴田は、作品と自らの役どころについて「この作品は、女性の力強い部分だったり、反対にか弱い部分が交わりながらありのままの女性が描かれていて、平井保は既婚者にも関わらずセツと恋人関係になってしまう役柄です。勿論不倫はいけない事なのですが平井保はどこか憎めないキャラクターという印象ですね」とした上、「同じ悩みや同じ環境にいる人がいると思いますので、女性だけなく、男性にも何かを感じられる作品になればいいなと思います」と語っている。

 一方、竹財が演じるのは、ちさとの夫で浮気を繰り返す売れっ子カメラマンの小野沢ミツル役。「脚本を読ませていただいて、真っ先に浮かんだのは『いたたまれない』でした。すでに逃げたくなっておりますが(笑)、小野沢ミツルという淋しい人間をちゃんと生きて、苦しんで、悩んで、みなさんに嫌われたいなと思っています。これは大変な仕事になりそうだ…」と気を引き締める。

 なお、本作の主題歌は、ドラマストアの新曲「東京無理心中」に決定した。

 真夜中ドラマ『女ともだち』は、4月11日よりBSテレ東にて毎週土曜24時、テレビ大阪にて毎週土曜24時56分放送。

真夜中ドラマ『女ともだち』に出演する(左から)袴田吉彦、竹財輝之助 (C)「女ともだち」製作委員会2020