小池徹平が主演を務めるミュージカルるろうに剣心 京都編」が、2020年秋にIHIステージアラウンド東京にて上演されることが分かった。

和月伸宏による原作「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」は、明治時代の日本を舞台に、オリジナルのストーリーでありながら、新撰組、紀尾井坂の変、池田屋事件などの史実を絡ませて描く剣劇漫画。

全世界でのシリーズ累計発行部数7200万部を超え、2020年4月からは作品誕生25周年を記念した「るろうに剣心展」を開催、7月、8月には、実写映画「るろうに剣心 最終章The Final/The Beginning」の上映が決定するなど、2020年は「るろうに剣心」が熱い年となっている。

中でも「京都編」は、ファンの間でも熱狂的人気を誇るエピソードで、魅力的なキャラクターも多数登場する。

そして、劇場となるIHIステージアラウンド東京は、客席の回転とスクリーンの動き、映像、音楽、照明を駆使することにより、これまでの舞台とも映画とも違った、疾走感や臨場感を体感することができる、今注目を集めている劇場だ。

今回のミュージカルでは、小池修一郎が新作として脚本を書き下ろし、主人公の緋村剣心小池徹平が演じる。穏やかな風貌で温厚な性格の剣心と、大切な人を守るために宿敵と相まみえ刀を振るう剣心の多面性をどう演じきるのか。

小池徹平コメント

るろうに剣心」は、子供の頃ずっと読んでいた作品で、そのキャラクターと同じ格好をさせていただき、演じられることの喜びを感じています。キャラクターの魅力はもちろん、アクションシーンも見どころです。

緋村剣心のゆるい部分と、戦っている時の男らしい部分の二面性も出せたらいいなと思っているので、自分の中でメリハリをつけて演じたいです。演出の小池修一郎さんとは今回で2作目なのですが、小池先生からお話をいただいた時に、「体幹を鍛えておいてください!」と言われたので、相当動くハードな舞台になるかもしれません(笑)。

今回の劇場となるIHIステージアラウンド東京は、何度も観に行ったことがあり、役者さんが舞台を走りまわっているのを観ていたので、僕自身も舞台に立ちたい、走りたいと思っていました。

小池先生が、あの劇場をどう使って演出していくのかも楽しみです。原作ファンの皆さんはもちろん、演劇が好きな方、ミュージカルが好きな方にも楽しんでいただけるよう、ステージをふんだんに使った、新しくて面白いエンターテインメントを皆さんにお届けできればと思っています。

僕自身、殺陣など新しいチャレンジに全力でぶつかっていきますので、楽しみにしていてください。劇場でお待ちしています!

■ 小池修一郎コメント

宝塚以外で「るろうに剣心」をやるなら誰?と問われて真っ先に思い浮かんだのは小池徹平である。

原画そっくりの顔立ちで、小柄だが敏捷、しなやかだが鋼のように強い。その徹平剣心が、今秋、遂にあのIHIステージアラウンド東京に参上する。

物語は多くの方からご要望のあった京都編。剣心と仲間たちが立ち向かう志々雄真実一派、そして四乃森蒼紫…血湧き肉踊る明治剣客活劇浪漫!乞うご期待!!

■ あらすじ

幕末の世、かつて最強と恐れられた“人斬り抜刀斎”緋村剣心(小池徹平)。

明治維新後、剣心は<不殺(ころさず)の誓い>を立て、逆刃刀とともに放浪の剣客“流浪人”として全国を旅していた。

訪れた東京で仲間たちと出会い、大切な人を守るため、動乱の時代を生き抜いた剣心の、新たなる戦いが始まる。(ザテレビジョン

ミュージカル「るろうに剣心 京都編」で、主人公・緋村剣心を演じる小池徹平