ジャームッシュ監督からセレーナ・ゴメスにラブコール&オファー
本作でセレーナ・ゴメスが演じるのは、自動車旅行の途中でたまたまこの田舎町を訪れ、ゾンビ騒動に巻き込まれてしまった都会っ子のゾーイだ。意外にもジャームッシュ監督はセレーナのファンで、ヒット曲“バッド・ライアー”を「間違いなく見事で、草分け的なポップミュージック」と絶賛! 彼の愛娘もセレーナのことを応援しているファンだそうで、今回オファーが実現することに。このキャスティングには父娘そろって喜んだかも……? ジャームッシュ監督は、セレーナが演じるキャラクターについて、「偶然センタービルにたどり着く、若くてきれいな旅行者をイメージしていた」と明かす。彼は今回、劇中に多様な世代の人を出演させたいと思っており、セレーナと旅行仲間は、彼女たちと同年代のグループを代表し、怖いもの知らずの自由を象徴する役割を担っているのだとか。 解禁された本編映像は、ちょうど彼女らが町に到着したばかりの1シーンだ。雑貨店を営むホラーオタクの青年ボビー(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)の店へ、ガソリンの補給と買い出しに訪れた一幕が切り取られている。そんな中で最も注目したいのが、セレーナが何気なく手に取るあるCD。 実は本作、映画の全編に流れるテーマソングとして、ジャームッシュから直々に依頼を受けたグラミー賞アーティスト、スタージル・シンプソン(Sturgill Simpson)が書き下ろし曲を提供しており、映像内でセレーナ演じるゾーイがこの曲について「大好きよ」と絶賛しているのだ。映画と同タイトルの“デッド・ドント・ダイ”という曲で、劇中の世界では、CDが12ドルで売られている。 流麗なメロディと歌声で観る者の耳を不思議と癒やし、開いた口がふさがらないほど想像を超えたエンディングへと誘うカントリーナンバーとなっているこの曲。このうえなくチャーミングなジャームッシュ流アポカリプスに軽やかな無常観を吹き込んでいるのだが、米国では本編に登場するものと全く同じジャケットで現実世界でも同曲のCDが発売されており、手に取ればゾンビ映画の世界へ足を踏み入れた気分になれるかも!? 本編映像が解禁され、さらに『デッド・ドント・ダイ』の公開日が待ち遠しくなった。4.3(金)公開『デッド・ドント・ダイ』/セレーナ・ゴメスはスタージル・シンプソンの曲がお気に入り!本編映像
INFORMATION
デッド・ドント・ダイ
4月3日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開 監督・脚本:ジム・ジャームッシュ(『パターソン』『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』) 出演:ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、ダニー・グローヴァー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、イギー・ポップ、セレーナ・ゴメス、トム・ウェイツ 2019年/スウェーデン、アメリカ/英語/104分/アメリカンビスタ/カラー/5.1ch 原題:THE DEAD DON’T DIE 日本語字幕:石田泰子 提供:バップ、ロングライド 配給:ロングライド ©️2019 Image Eleven Productions, Inc. All Rights Reserved. 詳細はこちらCopyright (C) Qetic Inc. All rights reserved.
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