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 日本でもトイレの花子さん口裂け女ひとりかくれんぼ、小さいおじさんなど、まさかとは思いながらも一部では信じられている都市伝説が存在する。どんな文化にも、未解決の謎、誤解されているけれど根強く信じられている説、とんでもないでっちあげなどの都市伝説はつきものだ。

 たいていの場合、時代を越えて何度も語り継がれた結果、真実が捻じ曲げられて伝わったものが多いのだが、その真贋はともかくとして、アメリカで話題の都市伝説を24ほど見ていくことにしよう。

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中には日本で知られている都市伝説も含まれている。拡散されて世界規模の都市伝説となっているようだ。

24.ブラディメアリー

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 小学生くらいの子供たちの間で人気の都市伝説。夜、明かりを消して、鏡を見ながら、ブラデメアリーと三回(回数についてはいろいろなバージョンがある)と、魔女として処刑されたと言われているメアリー・ワースの霊を呼び出せるという。

23.ケネディとジャムドーナッツ

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 60年代のベルリン危機で、ケネディドイツの人たちと結束を深めるために、西ベルリンへ赴いた時のこと。彼はここでのスピーチで、“私もひとりのベルリン市民である(イッヒ・ビン・アインベルリナー)”と発言した。ベルリナードイツの焼き菓子の名前でもあるため、ケネディは陰で笑われていたという噂があったが、聴衆は、西ベルリンに対するケネディの思いをよく理解し、バカにする者はひとりもいなかったという。

22.コーラで歯が溶ける

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 コカコーラには、コークロア(フォークロアのもじり)と呼ばれるほどたくさんの都市伝説がある。もっともよく知られているのは、コークの中に一晩歯を漬けておくと、朝までにすっかり溶けているというもの。これはまったく嘘である。

21.よきサマリア人

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 わざわざ自分の車を停め、パンクしたタイヤを直すのを手伝ってやったドライバーがいた。お礼をしたいから住所をおしえてくれと頼まれたのでおしえると、数週間後に一万ドル(約80万円)が郵送されてきたという。最近の例ではドナルド・トランプはじめ、何人かの有名人が送り主だろうと言われている。

20.ウォルト・ディズニーは冷凍保存されている

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 未来の技術で生き返らせることができるのを期待して、ウォルト・ディズニーの遺体が冷凍保存されているという。だがこれは真実ではない。残念なことに、彼の遺体は1966年に火葬された記録があることがわかった。

19.下水道のワニ

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 フロリダから連れてこられて、ニューヨークペットとして飼われていたワニが、巨大で凶暴になりすぎて、下水道に逃げ、自由きままに生きているという。1930年代に新聞でセンセーショナルに騒ぎ立てられた。まったくのデマだということはわかっているが、いまだに噂は絶えない。

18.消えたヒッチハイカー

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 いまだに語り継がれる古い都市伝説。どこまでも続く寂しい道で、ひとりの女のヒッチハイカーを車に乗せたドライバーの話。言われるままに家まで送ると、いつの間にか後部座席に女の姿はない。その家のドアをノックすると、女は数年前に車の事故で死んだという。事故現場は、女を乗せたまさにその場所だった。

17.腎臓強盗

 1997年、大都市で新たな猟奇的犯罪が頻発しているという警告Eメールが出回った。出張のビジネスマンが、見知らぬ者からドリンクを買わされて意識を失い、目覚めるとバスタブの中で氷づけになっていたという。そこへ911に連絡するようにという電話がかかってくる。彼は自分が血まみれなのに気づき、闇で売りさばく目的の犯罪者に腎臓が切り取られていたことが判明する。ありがちな事件だが、国立腎臓財団が被害者に接触しようとすると、誰ひとりとして名乗り出なかったという。メールはでたらめだったのだ。

16.後部座席の殺人者

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 夜、女性がひとりで暗い道を運転していると、一台の車がついてきて、ライトを点滅し始めた。怖くなった女性は自分の家にたどり着いて、慌てて家に逃げ込もうとすると、ついてきたドライバーが車を降りてきて、家のドアをロックして、911に電話するよう叫んだ。警察が到着してわかったことだが、そのドライバーは実は女性を守ろうとしていたのだ。女性の車の後部座席に肉切り包丁を持った男が潜んでいて、今にも刺そうとしていたという。ドライバーは、後ろから男の黒い影に気づき、ライトで合図し女性の注意を引こうとした。するとその影はシートに沈みこんで隠れたという。

15.ベビーシッターと二階の男

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 あるベビーシッターが仕事中に、見知らぬ男から電話を受けるようになった。しだいに個人的なことを訊かれるようになり、最後には、子供の様子をちゃんと確かめたか、という言葉を残した。ついに彼女は911に電話し、警察が発信元をつきとめると、なんとその不気味な電話は、その家の中からかけられていることがわかった。警察が家に踏み込み、子供たちが眠っている二階に男が潜んでいるのを発見したが、時すでに遅く、子供たちは残忍に殺されていた。

14.人間だって舐めるんだぜ

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 飼い犬仲良しのある少女の恐ろしい話。両親のいないある夜、少女は水が滴る音で目が覚めた。少女は起き上がって、きちんと蛇口を閉め、ベッドに戻ってきてまた寝た。ベッドの端から手を垂らすと下にいた飼い犬が手を舐め、怖さが慰められた。だが、音はやまず、同じことを何度か繰り返して、そのたびに犬に手を舐めてもらってうとうとした。そして、ついに音は少女の部屋のクローゼットから聞こえてくるのがわかった。扉を開けると、飼い犬が首を切られて死んでおり、メモが残されていた。“人間だって舐めるんだぜ”と・・・

13.電気をつけなくて命拾いしたね

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 ルームメイト同士のふたりの女子学生の話。ひとりがパーティに出かけて帰宅が遅くなったため、友だちを起こさないよう電気をつけずにベッドに入った。翌日目覚めると、ルームメイトが無残に殺されていた。壁には血で次のように書いてあった。“電気をつけなくて命拾いしたね”と・・・

12.ジェダイ教

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 国勢調査用紙の信仰宗教欄に“ジェダイ”と記入する人たちが十分な数に達したら、政府が正式な宗教と認めるだろうという怪しい噂があり、一時、多くの人たちがそうしようとしたが、無駄骨に終わった。大勢の人たちが用紙に何かをチェックしても、それが正式なものとされる根拠にはならないからだ。

11.スナッフフィルム

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 スナッフフィルムが何かを知らない人にとっては、それは単に映画の中の人が殺されるシーンにすぎない。(注:スナッフフィルムは娯楽用途に流通させる目的で行われた実際の殺人の様子を撮影した映像作品を指す俗語)この映画製作には、倒錯趣味の金持ちが資金を提供していると言われているが、製作会社について情報を握っている人間に大枚が流れているにもかかわらず、今のところ“ホンモノ”のスナッフフィルムはないという。

10. 911の旅行者

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 ワールドトレードセンターの屋上に立つひとりの旅行者。その後ろから、今にもタワーに突っ込もうと向かってくる飛行機911の直後、この写真が出回った。がれきの中からどのようにカメラが見つかったかまで説明されていたが、この旅行者は行方不明のままだ。写真の細部に矛盾点もあり、ありえない悪ふざけだと言う人たちも出てきた。最近になってハンガリーでその犯人が見つかった。彼は、遺族の気持ちをないがしろにしたことをずっと謝罪し続けている。

9. 日本の宇佐市(USA市)

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 敗戦国日本が第二次大戦後に国名を変えたわけではない。そう、日本には宇佐(USA)という都市がある。だから、輸出品に“メイド・イン・USA(ウサ)”と正式なスタンプを押せるわけだ。

 この都市伝説をしっているおともだちが補足説明をしてくれた。日米が貿易摩擦で揉めていたころ、アメリカでは、 「敗戦後まもなく、日本は、自国の輸出品に“MADE IN USA”というスタンプを押して販売していた」 という噂が流れていたそうだ。それは 「戦争に負けて無の状態だった日本が、こんな短期間でアメリカを脅かすまでに復興を遂げられるはずがない」 と思い込みがあった為かと思われる。その根拠を裏付ける為、「日本には宇佐(USA)という都市があるので、“メイド・イン・USA(ウサ)”とスタンプを押すことで、アメリカ製に見せかけていたのだ。 という話が付け加えられていったそうだ。

 言うまでもなく、日本が「メイドイン宇佐」というスタンプで製品を販売した事実はない。GHQ統治下の日本では、輸出品には「Made in Occupied Japan(占領下の日本製)」と表記することが義務づけられていた。

8.有害なクモ

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 メクラグモは世界で一番強力な毒をもっていると言われているが、毒針が小さすぎて人間は殺せないという。噂の出どころはわからないが、ひとつだけはっきりしていることは、メクラグモは決して世界一怖いクモではないということ。ドクイトグモや漏斗型の巣を作る大型の毒グモの方に、注意した方がいい。

7.フック船長

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 若い男女が、森の中をドライブしていた時、ラジオニュースで、鉤状になった腕を持つ殺人者が、近くの精神病院から逃げ出したことを知る。男は車をロックしてじっとしていようと言い張るが、女はすぐにも逃げたがり、男はしぶしぶ出発した。家にたどり着いた時、車のドアのハンドルに血染めのフックがぶらさがっているというバージョンもある。

6.ボーイフレンドの死

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 若い恋人たちが寂しい田舎の道で車を停めた。男は小用をたしに車の外へ出て行ったが、いくら待っても帰ってこない。女は彼を捜しに行くが、闇の中に黒い人影を見て、慌てて車に戻り急発進させた。次の瞬間、叫び声が聞こえた。振り向くと、後ろのバンパーが縄で木にくくりつけられていて、ボーイフレンドが木から吊るされていたという。

5.ピエロの像

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 ある家族でベビーシッターをしている女性の話。ある日、彼女はその家の父親に電話して、居間の隅にある不気味ピエロの人形を片づけてもいいかどうか訊いた。父親は血相を変えて、子供たちと一緒に隣の家へ避難するよう厳命し、詳しい説明はせずに911に電話した。父親は家にピエロの人形などないはずだと言い、子供たちが、寝ている時にピエロにじっと見られていたと訴えたが、悪い夢をみただけだと相手にしなかった。ピエロがこびとのバージョンのものもある。

4.死に至るヘアスタイル

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 自分のルックスがとても気になるある少女が、砂糖水で髪を洗い、一晩中タオルで巻いておくと、理想の髪型になると信じた。翌日、少女が朝食に下りてこないので、母親が見に行くと、ベッド死んでいた。頭のタオルを取ってみると、ねずみに頭をかじられて死んだことがわかった。虫というバージョンもある。

3.マットレスの下の死体

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 あるホテルで一夜を過ごしたカップルの話。部屋に悪臭がするため、我慢できずにフロントに電話した。スタッフがかけつけると、臭いの元はベッドで、マットレスをはがすと、その下に腐乱死体があった。とんでもない話に思えるが、これまでの都市伝説とは違って、実際に何度かあった話だ。

2.ハロウィンの首吊り

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 実際にあった話をベースにしている。学校でハロウィンの劇に出演していた少年が、偶然ににせの絞首台で自らの首を吊ってしまった。

1.生き埋め

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 生き埋めにされる人は実際にけっこういるため、もう都市伝説とは言えない。昔の棺には地中を通してベルのついた糸がついていた。こうしておけば、たとえ生き埋めにされても、糸を引っ張ってベルを鳴らせば、墓堀人に
気がついてもらえるからだそうだ。

viaMost Popular Urban Legends Still Being Told

原文翻訳:konohazuku

全文をカラパイアで読む:
http://karapaia.com/archives/52112228.html
 

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