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  先週、台風「ハーヴェイ」が通り過ぎたばかりのテキサス州ガルフコーストで鋭い牙を生やした謎のクリーチャーが発見された。

 その腐敗した死体を発見したのは、鳥保全NPOナショナル・オーデュボン・ソサエティのプリーティ・デサイさんだ。すぐさまツイッターで専門家に正体の鑑定を依頼した。

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 デサイさんはツイッターに画像をあげ、その正体を探るべくツイートした。


「 テキサスシティのビーチで発見。教えて生物好きのお友達」 

 これに対して数名の専門家から次のような反応があった。

 海洋学者のアンドリュー・ターラー氏は「姿勢と腐敗のせいではっきりしないけど、歯と体型からウナギの一種に思えるね」とレス。ほかにも「2枚目の写真はホラー映画から出て来たみたいだけど、ぱっと見はオグロウツボかな」といったコメントもあった。

その正体が明らかに?キバウミヘビの可能性大

 デサイさんの質問が国立自然史博物館の生物学者ケネス・タイ博士の許に届いて、ようやくその正体が判明した。

 タイ博士は、クリーチャーはキバウミヘビ(Aplatophis chauliodus)だと確信している。その学名は”恐ろしいヘビ”にちなんだものだ。

ソコアイアナゴかブリスルノーズカンガーかもしれません。いずれもテキサス沖に生息し、大きな牙のような歯が特徴です。尻尾の先端をはっきり確認できないのが残念ですね。それでウミヘビアナゴか区別できるのですが(タイ博士)

 発見された死体は顔がなく、はっきりとした目や鼻もない。ここからウミヘビ亜科の仲間であることが分かる。

 デサイさんは最初深海の生物か何かだと思ったそうだ。

 テレビインタビューでは、まずその正体が何なのか好奇心を掻き立てられたと語っている。こんなこともあろうかと、世界中の研究者をフォローしていたそうだ。

 なお死体はそのまま海岸に放置され、自然に委ねたそうだ。キバウミヘビは腐敗が進むと、まずぐにゃっとした組織が腐り落ちる。そこへハーヴェイが上陸したのだから、判別はさらに難しくなった。しかしキバウミヘビは浅い部分に生息するために、台風がなかったとしても浜に打ち上げられることがある。

 キバウミヘビメキシコ湾からフランス領ギアナまで、主に西大西洋の30~90メートルの海域に生息する。巣穴の中に定住し、魚やカニなどを食べて生きている。

via:boingboing / twitter など/ translated by hiroching / edited by parumo

全文をカラパイアで読む:
http://karapaia.com/archives/52245923.html
 

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