2020年3月14日、JR常磐線が9年ぶりに全線開通しました。
JR常磐線は2011年に発生した東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響により、福島県にある富岡から浪江の間が不通となっていました。
一番最初に開通区間を走行する特急『ひたち3号』に乗車した、ミニタソ(@mini_taso)さんは、車窓から見えた景色をTwitterに投稿。
被災地で、開通を待ち望んでいた人々の姿に多くの人が心を打たれたようです。
常磐線全線運転再開沿線の歓迎まとめ(順に富岡駅、富岡〜夜ノ森、浪江駅、原ノ町駅)
— ミニタソ🇬🇧駅メモ・車 (@mini_taso) 2020年3月14日
これ以外にも沿線でお見送りされてる住民の方々がたくさんいらっしゃいました
運転再開は地域の悲願だったんだなと思うと感慨深いですね#常磐線全線運転再開 pic.twitter.com/4VEwosnF9D
電車が通ると、「おかえりなさい」や「ようこそ」といった横断幕を持って出迎える住民たち。
9年ぶりの全線開通は、地元民としてとても嬉しかったことでしょう。
悪天候の中、傘を持って笑顔で手を振る姿は多くの人の涙を誘いました。
・行ったこともない場所なのに、この光景は泣ける。
・鉄道って素敵ですね。待ち望んでいたのでしょうね。
・開通した日付が3月11日が近いこともあって、心にグッときました。
ミニタソさんは、「横断幕からは前を向いて進んでいく意思が強く感じられ、印象に残りました」といいます。
また、ほかの駅でも熱烈な歓迎を受けたとのこと。
被災地で今後も復旧作業が進み、1日でも早く穏やかな日常が戻ることを祈るばかりです。
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- @mini_taso
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