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厚生労働省3月15日、日本で「ドライブスルー方式」のPCR検査を実施しない理由を説明した。PCR検査は、ウイルスの遺伝子を検出する検査のことで、世界的に流行している新型コロナウイルスの検査でも用いられている。

アメリカや韓国などでは、自家用車に乗ったまま検査を受けられる「ドライブスルー方式」を導入している。同方式では、検査時間が短縮でき、病院で待機中の感染リスクを軽減できるなどのメリットがある。

「診察を伴わない場合は、PCR検査の陽性的中率が低下します」


同省は公式ツイッターで、5つの投稿を連続ツイート。投稿では「ドライブスルー方式」を実施しない理由について

新型コロナウイルス感染症にかかっているのではないかと心配される方が、PCR検査を受けるためには、医師の診察が重要です。『ドライブスルー方式』では、医師の診察を伴わないことが多いため、我が国では、実施しておりません」

と説明した。また、発熱した人が全員PCR検査を受けるのではなく、検査実施については「医師が診察で、患者の既往歴、年齢、症状、検査所見などを踏まえ、新型コロナウイルス感染症を疑うのか、他の疾患を疑うのかなどを総合的に判断する」としている。

さらに「インフルエンザ等で発熱を起こす他の疾患も多いので、医師の診察を伴わない場合は、PCR検査の陽性的中率が低下します」と警鐘を鳴らし、

「また、新型コロナウイルスに感染している方が、誤って『陰性』と判断されてしまうケースも一定程度発生し、感染を拡大させてしまう可能性があります」

と続けた。「ドライブスルー方式」をとらないことに対し、ネット上には賛否の声が挙がっている。中には「他の国では、何故やってるんですか?」「(実施しない理由が医師の診察が伴わないためであれば)医師の診察をつける方法を考えればいいのでは」といった声も寄せられていた。