数日前より体調不良を訴えていたドイツ出身モデルのハイディ・クルム。ようやく新型コロナウイルスの検査を終え、現在はその結果待ちだが、同じく体調不良に陥っている夫とは別々の部屋で過ごしているようだ。現地時間14日にはそんな夫とガラス越しにキスをする動画をInstagramに投稿したハイディ、同時にファンに向けて手洗いや自己隔離を促す長文メッセージを添えている。

人気オーディション番組『America’s Got Talent』で審査員を務めるハイディ・クルム。同番組の第15シーズン開幕に向けて今月より撮影が開始したのだが、現地時間10日に自宅のあるニューヨークからカリフォルニアのスタジオへ向かったハイディは、体調不良のためステージに上がることができず、撮影に参加することなくそのまま帰宅を余儀なくされてしまった。

風邪による体調不良と思われたが症状が一向に回復せず、昨年結婚したミュージシャンの夫トム・カウリッツもツアーから帰宅後に体調不良を訴えたため、このほど夫婦そろって検査を受けたという。結果を待つ間、夫婦で別々の部屋で過ごしているハイディは現地時間14日にInstagramを更新、夫とガラス越しにキスをする動画を公開するとともに長文のメッセージを綴った。

「検査結果が出るまで、トムと私はお互いを隔離中よ。菌が広がらないように、そして私とトムだけでなく他の人にうつしてしまうリスクを考慮してね。彼を抱きしめたり、キスをしたい気持ちでいっぱいだけど、今は正しい行動を取って菌をこれ以上広げないことの方が大切だから。」

「異常事態だけど…こういう時にこそ、本当に大切なことが何なのかを思い出すもの―愛する人の安全を守ること。この世界に暮らす責任ある一員として私達が今できるのは、意識的に他人との接触を避けること。」

ハイディは同時に、他人に思いやりをもって接すること、当局からの要請に従うこと、そして手洗いの励行などを呼びかけている。

ちなみに『America’s Got Talent』はハイディの代役に『モダン・ファミリー』でお馴染みのエリック・ストーンストリートを迎え撮影を続行、13日には観客不在のスタジオで撮影が行われていたが、その後新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化したことを受け、現在は撮影が中断している。

画像は『Heidi Klum 2020年3月10日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma

海外セレブ・芸能のオンリーワンニュースならテックインサイト