3月16日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)において、新型コロナウイルスの感染拡大によって延期、中止論が巻き起こっている東京オリンピックの話題となった。番組では、実際に延期となった場合、大会施設の再確保や、晴海の選手村跡地に建てられるマンションが、2023年3月入居予定で売り出されているといった問題を取り上げた、『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社)の記事も紹介された。

 マツコ・デラックスは、番組で取り上げた以外にも、記事に書いてある内容として、「いろんなところがオリンピック用に、人材を確保しているわけよ。1年、2年延期になった時に、ずっと採用し続けるのっていう。ボランティアだけじゃ済まないから。五輪に関係した色んな企業の雇用問題って、すごい大きい気がする」とコメントした。これには、ネット上で「やはり『延期の方が大変そう』議論は出てくるよな」「ボランティアかき集めてこれだから、雇用の問題はある」といった声が聞かれた。

 また、オリンピックが日本において、猛暑問題が指摘される8月に行われるのは、アメリカテレビ局の放送事情が絡んでいることがかねてより、指摘されている。そこから入る放映権料が莫大なため、大会は開催されるのではという見方もある。ただ、マツコはこれにも、「来年は、アメリカテレビが、夏のスポーツの大きいイベントとかも放送することになっているから、来年オリンピックやられたら困るらしいのよ」と裏事情を指摘し、さらに、「2年後は(サッカー)のワールドカップなのよ。世界的に見たらワールドカップの方が人気イベントだから、『今回はオリンピックはいいです』って国も出てくるだろうし」と話し、延期でも問題が山積であると指摘した。

 そして、MCのふかわりょう無観客開催に言及すると、マツコは盛り上がりに欠ける「無観客はないっしょ」ときっぱり否定し、「一番いいのはパリの次くらいでは」と大胆な提言を行った。次回2024年のパリ大会以降に、改めて開催という流れは、実質的な中止案とも言えるだろう。これには、ネット上で「確かに次のチャンスくらいでいいんでは」「1年後、2年後ってすぐ来るからな」といった声が聞かれた。ただ、2028年にもすでに、アメリカロサンゼルスオリンピックの開催が予定されているため、この議論だと、「次の次」の2032年となってしまう可能性もある。もはや、予定通りの開催はほぼ不可能、というのが世間の大半の見方なのかもしれない。

マツコ・デラックス