ソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織である JSTQB は、2020 年 3 月 17 日に自動車関連向け
CTFL(R)Automotive Software Tester シラバスの日本語翻訳版を公開しました。
昨今の複雑化する自動車関連ソフトウェアのテストにおいて、ソフトウェアテスト担当者が必要とする知識や
技術をシラバス形式でまとめております。
【本シラバスの概要】

本シラバスは、自動車関連のソフトウェアのテストに関する知識をまとめたものです。
JSTQB が既に発行している、あらゆるテストを対象とした Foundation Level シラバスをベースに、
自動車関連ソフトウェアテストで独自に考慮しなければならない点を記載しています。

本シラバスの主な特色は以下となります。

・自動車関連ソフトウェアでは、各種標準規格への準拠が求められます。
 その点を考慮し、各種標準規格である Automotive SPICE / ISO 26262 / AUTOSAR に関する解説を
記載し、合わせてソフトウェアテストの考慮点を記載しています。

・複雑化する自動車関連ソフトウェアのテストでは、可能な限り早期にテストを開始し、開発の早い段階で
 欠陥を見つける必要があります。
 そのための手段として、自動車関連ソフトウェアのテストでは仮想環境でテストを行うことから、
 XiL テスト環境の解説を記載しています。

・前述の各種標準規格に準拠したテスト、XiL テスト環境でのテストでは自動車関連ソフトウェア独自の
 テスト技法が必要となります。
 新たに必要となる独自のテスト技法を記載して、JSTQB が既に発行している Foundation Level シラバスを
 補えるようにしています。

シラバスダウンロードサイト
 http://jstqb.jp/syllabus.html
CTFL(R)Automotive Software Tester シラバス
 http://jstqb.jp/dl/JSTQB-SyllabusFoundation-AutoSpecialist_Version2018.J01.pdf

【 JSTQB について】
JSTQB は日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織で、各国のテスト技術者認定組織が参加している ISTQB(International Software Testing Qualifications Board)に 2005 年 4 月より加盟しています。
JSTQB が運営するソフトウェアテスト技術者資格は ISTQB を通じて相互認証を行っており、本組織が運営する資格は海外でも有効な資格となっております。

JSTQBウェブサイト
http://jstqb.jp/index.html

【お問い合わせ先】
JSTQB お問い合わせ窓口 E-mail: query@jstqb.jp
※本アドレスで受けられるメールの最大容量は 50KB となっておりますのでご注意ください。

配信元企業:特定非営利活動法人ソフトウェアテスト技術振興協会

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