どうもあかりです。ハウコレで不定期にお届けさせていただいている、恋愛相談記事です。
今回は、タイトルの「彼氏がエッチのときしか『好き』って言ってくれません」というご相談のほか、「仕事が忙しい男性と付き合うときのコツは?」「どこまでの『あざとさ』なら、彼もかわいいって思ってくれますか?」のあわせて3つのご相談にお答えしていきたいと思います。


「彼氏がエッチのときしか『好き』って言ってくれません」

「最近気になってるのが、彼氏がエッチをするときにしか『好き』って言ってくれないことです。本当はエッチのとき以外にもたくさん言ってもらいたいですが、エッチのときにしか言わないのって私のことがあまり好きじゃないからでしょうか?」(医療関係/24歳)
ご相談ありがとうございます。
「彼氏が『好き』って言ってくれる回数が少ない」というのは、女性からの恋愛相談の定番中の定番ですが、今日はせっかくですから、この種のご相談に対して私がいつもお答えしている内容をご紹介したいと思います。
結論からお伝えしますと、問題ありません。その理由について、これから説明していきますね。

「量」より「シチュエーション」を重視しよう
「好き」という愛情表現について、ついつい私たちは「何回『好き』って言われたか」という「量」を気にしてしまいがちです。
たしかに「好き」を1年に1回しか言ってくれない彼氏よりは、1日に10回言ってくれる彼氏の方が、あなたのことを好きでいてくれそうですよね。そういう意味で、「量」に注目するのは絶対的に間違いだとは思いません。
しかし、「量」ばかりに注目すると、ある肝心なことを見逃してしまうんです。それは「結局、『量』って個人差があるよね」ということ。
自分にしたら、「好きな人には1回会ったら最低1回は『好き』って言う」というのが普通かもしれないけど、ひょっとしたら恋人は「1か月に1回『好き』って言えば多い方」かもしれませんし、逆に「1回会ったら最低10回は言うべき」という考えの持ち主かもしれません。
結局、どれくらいの量の「好き」を相手に伝えるのが普通か、というのは大いに個人差がある問題なので、「私が彼に伝えるよりも、彼が私に伝えてくれる回数の方が多いから大丈夫」「私が彼に伝えるよりも、彼が私に伝えてくれる回数の方が少ないからダメ」ということが一概に言えないので、困ります。
そこで私が提唱するのが、「量」より「シチュエーション」を重視する方法なのです。

好きなら「好き」って言ってくれるはずの「シチュエーション」
どれだけ「『好き』と伝える回数がもともと少ないタイプの人」であっても、ついつい恋人に「好き」と伝えたくなるタイミングがあるとすれば、それはいつだと思いますか?答えはものすごく簡単です。
それは「好き」って気持ちが高まる瞬間。「好きだなー!」って気持ちが強くなって、心の中にしまっておけなくて、こぼれだすように「好き」と言ってしまう。
そういう瞬間に「好き」という言葉が出てくるのなら、たとえ恋人が自分に「好き」って言ってくれる回数が少なくたって問題ありません。
反対に、「好き」って気持ちが高まってるはずのタイミングで「好き」が出てこないとしたら、そのときにはじめて「あれ、自分は本当に好かれてるのか……?」と不安になるべきでしょう。
そして、「『好き』って気持ちが高まる瞬間」には、エッチをするとき、しばらく会えていない状況で電話やLINEをしたとき、デートでバイバイをするとき、恋人からプレゼントをもらうなど嬉しいことをしてもらったとき、などが含まれます。
なので結論として、ご相談者さまの場合には、彼氏がちゃんとエッチのときに「好き」って言ってくれているようですから、とくに心配する必要はないでしょうというのが私からの回答です。


「仕事が忙しい男性と付き合うときのコツは?」

「新しい彼氏ができましたが、ものすごく忙しい人です。平日は終電まで働くなんてザラにあるみたいだし、たまに休日も仕事に出ています。彼が忙しい人だというのは理解した上で付き合ってるつもりですが、他に何か具体的にそういう忙しい人と付き合うときのコツみたいなものってありますか?」(フリーター/26歳)
はい。そういうものすごく忙しい男性と付き合うときに覚えておいてほしいのは、あるたった1つのコツです。

絶対に耐える
私はご相談の内容を読んでいて、「頑張ってね」とポジティブな気持ちになると同時に、「この子は本当に大丈夫だろうか……」と不安な気持ちにもなりました。
たしかにご相談者さまは、「彼が忙しい人だというのは理解した上で付き合ってるつもり」ということですが、本当にそうだろうかと少し疑問に思ってしまうわけです。
付き合い始めの頃って、いくら自分と相手との間に恋の障壁があっても、「大丈夫。きっとなんとかなる」って楽観的に考えてしまいがちなんですよね。
そのように楽観的になってしまう1つの理由に、「まだ相手のことがそんなに好きにはなっていないから」があるはずです。
ご相談者さまも、「彼は忙しい。でも、ちゃんと我慢するぞ」と、まだ付き合いたてだからこそ割と余裕に、ポジティブに感じることができるんだと思います。
でも、付き合って1ヵ月とかそれ以上の期間が経った後、彼のことが好きで好きで仕方がなくなってからも、同じテンションでいられるでしょうか?
彼氏とデートをしたときに、ちょっとしたけんかをしてしまって、仲直りができないままバイバイしてしまったとして、次のデートまで平気で待つことができるでしょうか。しかも彼が忙しいせいで、次のデートがいつになるかわかりませんし、それまではLINEもまともにできないかもしれません。
多くの女性が、バリバリ働く男性と付き合う前は「聞き分けのよい私で頑張ろう~!」と意気揚々としていたのに、結局付き合った後、彼に「仕事と私、どっちが大事なの?」と聞いてしまって、「重い」と思われてしまうようになる理由がこれなんです。
必ず、ご相談者さまが頭で理解しているよりも辛いと感じるようになるはずですが、それでも「絶対に絶対に絶対に耐える」と固く誓っていただきたいのです。

耐えられたら、必ず「特別な存在」になれる
この「絶対に耐える」というコツさえ守れるのなら、忙しい男性と付き合うことは案外とても簡単です。
一度付き合ってしまって、かつ、このコツを死守できれば、あとはほとんど自動的に、彼はあなたのことを「特別な存在」と思うようになってくれるのです。なぜでしょうか。
忙しい男性というのは、自分が忙しいゆえに、それだけ多くの恋に失敗してきています。「頑張るぞ!」と息まいたものの、耐えきれずに「仕事と私、どっちが大事なの?」と聞いてしまって、「重い」と思われ、散っていった元カノたちの屍がたくさん横たわっていて、そのせいでこういう男性も「俺の忙しさを心から理解して、ちゃんと見守って、待っててくれる女性ってほとんどいないんだな」というある種諦めみたいなものを抱いてしまっている。
だからこそ、いざ自分の目の前に「絶対に耐える女性」が現れたとき、「こんな女性、もうこの先そうそう出会えないぞ」と強く思うのです。
ということなので、言うは易く行うは難しな「絶対に耐える」ですが、ぜひ歯を食いしばって頑張ってみてほしいなと思います。


「どこまでの『あざとさ』なら、彼もかわいいって思ってくれますか?」

「彼氏にかわいいって思ってもらいたいですが、あざとすぎるのもよくない気がして、加減が難しいなって思います。どのくらいがちょうどいいでしょうか?」(大学生/22歳)
最初に結論を言ってしまいます。彼氏に対して通用する「あざとさ」には、基本的に限界はありません。「これ以上あざとくしたらウザいって思われるかも……」なんて境界線を気にすることなく、とにかくあざとさを全面的に押し出しまくってほしいと思います。

好きな人の「あざとさ」は基本許せてしまう理由
すでにあなたと彼がカップルの関係にある以上、「あざとさ」がアダとなってしまう場面って基本的には想定できません。
それは、「彼があなたのことを好き」という最強の前提があるからです。男性でも女性でも、自分の好きなアイドルや芸能人がテレビなどでキス顔をしたり、きざなセリフを吐いていたりするときに、「あざといな~。ウザい」と思うことがあるでしょうか?おそらくないはずです。むしろ「悔しいけど、かわいい(かっこいい)!」という気持ちにしかならないでしょう。
「あざとさ」の限界は、相手のことをどれくらい「好き」と思っているかどうかによって変わってくるもの。
全然好きじゃな人であれば、ちょっとの「あざとさ」でも許せないし、逆にそこそこ好きであれば、まあまあの「あざとさ」を許してあげられる。
そして「付き合うレベルで好き」という場合、あらゆる「あざとさ」を「かわいい」と許してあげられる領域に達するのです。
私たちが「どこまでのあざとさなら許されるんだろう?」と恋人に対して思ってしまうのは、恋人以外の異性に対してあざとさを仕掛けるときのことを想定してしまっているからです。
先ほどもお話ししたとおり、許容される「あざとさ」は「好き」のレベルによって異なりますから、たしかに交際前にはほどほどにしておかないといけません。ですが、この考え方を交際後にまで引っ張るのは間違っていますし、損でしかありません。だって「付き合うほど好きな相手」であれば、「あざとさ」に上限なんてないのだから。
そして女性の「あざとさ」というのは、言うなれば、「あなたにかわいいって思われたいんですよ私は!」というメッセージでもあります。
大好きな彼女からこんなメッセージをもらって嬉しくないはずがありません。だから、「あざとさ」の上限なんてどうか気にせず、バンバン彼に「あざとかわいい」攻撃を仕掛けまくってほしいなと思います。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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