ミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチに現役引退の可能性があるようだ。イギリス誌『FourFourTwo』が23日に伝えている。

 イブラヒモヴィッチは1981年生まれの38歳。ミランバルセロナマンチェスター・Uなどヨーロッパ各国のビッグクラブを渡り歩き、数々のタイトルを獲得。昨年12月にメジャーリーグサッカーMLS)のロサンゼルスギャラクシーを退団すると、古巣であるミランに復帰した。

 しかし、イブラヒモヴィッチは今シーズン終了後に現役生活にピリオドを打つ準備ができている模様。今回の報道によると、イブラヒモヴィッチはチーフフットボール・オフィサーを務めるズボニミール・ボバン氏の解任に不満を抱いており、ミランを離れることを検討しているようだ。

 なお、イブラヒモヴィッチは今シーズン終了後の現役引退を決断した場合、指導者としての道を歩み始める可能性が高いようだ。いずれにせよ、ピッチ上の王として君臨してきたイブラヒモヴィッチの引退はひとつの時代の終わりを意味することになりそうだ。

現役引退の可能性が浮上したイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images