新年度や新学期、この春から新生活をスタートさせる人も多いですよね。出会いの季節がやってきます。
出会いに期待する一方で、初対面の人との交流が苦手という人も多いはず。
名付けて”初対面の壁”。
銀座ホステスという職業で、毎日何十人ものお客様に「はじめまして」と、初対面を繰り返してきた筆者ですが、本当は、超人見知りです。初対面の相手への自己紹介が、世界で一番、苦手。
だからこそ、初対面の相手にどうアプローチすればいいか、日々考えてきました。
今回は、新生活をスタートさせるこの時期に、緊張しがちな「初対面の壁」を攻略する方法をご紹介します。
初対面で実践したい4つのこととは?
1: 先手必勝! 自己紹介ノルマ
筆者と同じように「自分は人見知り……」と思っている人も多いのではないでしょうか。
そんなあなたは、いつも誰かが話しかけてくれるのを待っていませんか?
でも、その待ってる時間も実は結構ツライですよね。誰も話しかけてくれなければ、ずっとひとりです。
そこで、人見知りだからこそ、思い切って自分から声をかけて、先手必勝を狙ってはいかがでしょうか?
とは言え、「声をかけて、相手に素っ気なくされたらどうしよう……」などと想像すると、話しかけるのをためらいますよね。
そこでおすすめしたいのが、「隣に座った人には、自分から自己紹介する」と決めておく方法です。
隣に座った人には、必ず自分から声をかけるという“ノルマ”を自分に課します。
相手も大人ですから、無下な態度はとらないはずです。思い切って話しかけましょう。
2: おやつ作戦
おやつをきっかけに、仲良くなる方法もあります。簡単ですし、かなりおすすめの作戦です。
筆者の知人の営業マンは、デスクにそっとチョコレートを忍ばせておき、資料作りなどでお世話になったスタッフにチョコレートを渡すそう。
「チョコレートは人と人を仲良くする」のだとか。おやつの効果は絶大です。
先日、ある業務研修に参加した際に、たまたま持っていた、実家からのお土産のもみじ饅頭を、隣の人に「食べませんか?」と渡したところ、そこから「地元は広島ですか?」「やっぱりカープファンですか?」など、会話が広がりました。
「よかったら食べませんか?」とおやつを渡せば、一気に距離が縮まります。試してみる価値あり、です。
“諦め”も肝心!?
3: 全ての人と仲良くなれないことを理解する
つい、やってしまいがちなのが「みんなと仲良くなりたい」と思ってしまうこと。
でも、みんなと仲良くしようとすると、疲れてしまうのです。みんなと仲良くなるのは、いさぎよく諦めましょう。
怖いのが、“変な人”を捕まえてしまうケース。
みんなと仲良くなりたいからと、うっかり連絡先を交換した人が、しつこく絡んでくる面倒臭い人だった……という経験は、意外に多くの人がしたことがあるはず。
4: ひとりと仲良くなれればOKと考える
入学や新入社員研修などでは、大勢の同級生、同僚の中から、気の合う「メンバー」を見つけたい、と思う人が多いと思います。
でも、人見知りさんには、その数人とつながるのもハードルが高いですよね。
いっそ、「ひとりだけ、話せる相手ができればOK」と決めてはどうでしょう。
ひとりの同期、ひとりの同級生とつながれば、新生活はどうにかなります。よくよく観察して「この人なら絶対仲良くなれる!」と相手を見極め、一点突破で話しかけましょう。
たった一度、勇気を出すだけでOKです。
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人見知りで、人と交わるのがどうしても苦手で、ひとりが平気という人は、“孤高の人”というポジションを得るのもひとつです。
思い切って「いつでもひとりで大丈夫な自分」になる選択肢もあります。心地いい人間関係と距離間は自分で作っていきましょう。
新生活に向けて、期待も不安もありますが、上記を参考に、新しい出会いをつないでみてくださいね。
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