セガは3月25日(水)、「セガ設立60周年プロジェクト」の始動を発表し、「せがた三四郎」につづく新たなアンバサダー「せが四郎(せが知ろう)」が誕生した。

 セガは、2020年6月3日で60周年を迎える。これを記念して公開された特設サイトでは「60周年そして未来へという言葉と共に、セガ会長の里見浩紀氏のメッセージが公開された。このほか、随時更新されるコンテンツとともに、60周年のお祝いメッセージ、セガのこれまでを振り返る年表などが掲載されている。

 新アンバサダーの「せが四郎」は、藤岡弘、氏の実の息子である藤岡真威人(ふじおかまいと)氏が演じている。今回公開された動画は、第1話「登場篇」からはじまり、全3話が公開される予定だ。本シリーズは、60周年を契機に前進するセガグループの姿勢を表現し、セガを愛する「せが四郎」の成長を描く物語が展開されていくという。第2話は4月中旬、第3話は5月中旬に公開が予定されている。

 また同日に公開された周年ロゴ「GO SEGAは、60周年を表す「60」とキーメッセージ「GO」の両方をセガのロゴフォントで表現し、未来に向けて様々な壁を乗り越えてゆく姿勢が表現されている。

 なお、特設サイトでは限定アイテムが当たる「お祝いメッセージ投稿企画」4月21日(火)よりスタートする。お祝いメッセージを投稿した人の中から抽選で60名に、周年ロゴの刻印が入った「60周年限定メモリアルチョークバッグ」 がプレゼントされる。メッセージ受付期間は4月21日(火)から6月30日(火)まで、メッセージの掲載期間は6月3日(水)から2021年3月31日(水)までとなっている。

 随時追加されていくコンテンツも気になるところだが、何よりも藤岡弘、氏の実の息子・藤岡真威人氏が新アンバサダーに就任する、驚きの発表があった。藤岡真威人氏と「せが四郎」の勇姿を見つつ、ともにセガの60周年をお祝いしてみてはいかがだろう。

ライター/福山幸司

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman