ベストセラー小説『日本沈没』初のアニメ化となるNetflixオリジナルアニメシリーズ日本沈没2020』の出演キャストが26日、発表された。上田麗奈村中知佐々木優子てらそままさきが出演。あわせて場面写真も初解禁となった。

【画像】東京タワー崩れる…炎の海に包まれる東京

 同作は、1973年小松左京さんが発表したベストセラーで、同年に実写映画化、06年には草なぎ剛柴咲コウが共演して興収53.4億円のヒットを記録した『日本沈没』をアニメ化したもので、2020年東京オリンピック直後の日本を舞台に“災害への警鐘”と“危機を越え未来を切り拓く”物語。

 これまでの『日本沈没』で描かれるのが少なかった“ごく普通の家族の物語”を通して、いま描かれるべき日本沈没リアルに迫る。沈みゆく日本、人々はどこに向かい、世界はどう見つめるのか。選択を突きつけられた人々が向き合う現実と再生の物語が紡がれる。

 主人公オリンピックを目指して陸上に打ち込む14歳の少女・武藤歩役を『鬼滅の刃栗花落カナヲなどで知られる上田、歩の弟でオンラインゲームを通じて世界とつながる少年・武藤剛役を『ワールドトリガー空閑遊真などを務めた村中が担当。元水泳選手でどんな苦境にも常に前向きな母・武藤マリ役を『ちびまる子ちゃん』おばあちゃんでお馴染みの佐々木、たくましくて頭も良く頼れる存在の父・武藤航一郎役を『名探偵コナン』遠山銀司郎のてらそまが演じる。

 上田は「誰にも観せたくない。だけどすべての人に観ていただきたい。そんな風に思った作品に出会ったのは、初めてかもしれません。収録時は未完成の状態だったこともあり、本編がどのようなことになっているのか、私もまだ分からないことが多くドキドキしています。たくさん悩みながらの収録でしたが、家族の行く末や、思春期で成長過程な歩だからこその最終話までの道のりに、注目していただけますと幸いです」と呼びかけた。

 また、解禁された場面写真は、東京タワーのような塔が折れ曲がり炎に包まれる街や不安げに遠くを見つめる歩の表情が切り取られ、日本が一変してしまった恐怖と緊張がリアルに描かれている。

 なお、同作を手掛けるのは、『夜は短し歩けよ乙女』(17年)で日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した湯浅政明監督。音楽は、『ピンポン THE ANIMATION』など3回目のタッグとなる牛尾憲輔氏。制作は、湯浅監督が代表取締役を務めるサイエンスSARUが担当。2020年に全世界独占配信される。

アニメ『日本沈没2020』に出演する(左から)上田麗奈、村中知、佐々木優子、てらそままさき (C)“JAPAN SINKS :2020”Project Partners