自殺を考えるほどまでに追い込まれる人も

うつ病など精神的な疾患で体調を崩し、休職や退職をする人は多い。地方公務員20代男性は現在、うつ病で仕事を休んでいる。働いていた時は「仕事をすべて自分に任せて上司は定時で帰宅していた」と明かす。

「自分は日付が変わるまで毎日仕事をし、通勤に片道2時間かかり家に着いても3時間も眠れない日々が4か月ほど続きました。他にも、机を蹴る、罵声を浴びせるなどのパワハラ、会社の鍵がなくなった際になぜか自分のせいにされました」

男性は自殺を考えるほどまで追い込まれ、「復帰するのが怖い」と明かす。(文:林加奈)

前日の夕方に異動命令。理不尽に退職に追い込まれ体調不良に

管理・事務職の60代女性は、直近の勤め先でひどい扱いを受けた。突然「一度も行ったことがない、通勤に2時間以上かかる施設に配置転換させられた」という。

「内示もなく、異動日の前日の夕方に言われた。理由を聞いたがはっきり言われず、上司は薄ら笑いだった。次の日、引継ぎに行ったが『あなたはここの職員ではない。タイムカードは通すな』と言われた」

女性は退職に追い込まれ、現在は体調を崩して休んでいるという。通常、異動があるときは事前に本人に通達があるはずだ。前日に異動命令を出すのはあまりにも急すぎるように思える。

間違ったことがまかり通っている社風に飲まれ、判断力と自信を失った

教育・保険業界で働く30代の男性は、ブラック企業うつ病になった。勤め先について「正しいことをしているはずなのに『今それじゃないだろ?!』と注意されました。逆に、間違ったことはまかり通っている社風に飲まれて判断力を失いました」と綴る。

「判断力を失うことによって自信を失い、何をするにも正しいのかどうかわからなくなりました。ちょっとしたことを相談すると『おめぇは何年やってんだよ』と叱られる」

男性は有給を取ることを責められ、家族のことを罵られた末にうつ病と診断された。「年齢が年齢なので復職すればいいのか転職すればいいのかわかりません」と打ち明ける。復職や転職など先が見えないことによる不安は尽きないかもしれないが、体調の回復を最優先に将来の道を模索してほしい。

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