東京2020オリンピックパラリンピック新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により1年程度延期することになった。従来の7月24日開催に向けてテレビ局では中継をはじめ関連番組を予定していたことだろう。このたびの延期決定により番組スケジュールが空くのならば、そこに「コント番組を放送してはどうか」と提案したのが放送作家・内村宏幸氏である。お笑いコンビ・ウッチャンナンチャン内村光良とは従兄弟関係にある彼のツイートに大きな反響があった。

折しもテレビ東京3月26日、定例社長会見で新型コロナウイルスの感染拡大によりロケ番組の制作に影響が出ていると語った。人気番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』はウイルス感染拡大以降ロケを行っておらず、現在は『モヤモヤさまぁ~ず2』もロケをストップしているという。

内村宏幸氏は25日にTwitterで「テレビ関係者の皆さん! 本来オリンピック放送をやるはずだったところがもし空いてるとしたら、今はロケも難しいでしょうしコント番組はどうですか?」と呼びかけている。

彼は放送作家として『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』(フジテレビ)、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ)、『LIFE!~人生に捧げるコント~』(NHK)などウッチャンナンチャンやどちらかがが出演する番組に多数関わっている。

他にも『オレたちひょうきん族』や『ダウンタウンのごっつええ感じ』、『リンカーン』といった人気番組を手掛けており、1988年10月期から放送された『夢で逢えたら』でも構成を担当した。

夢で逢えたら』と言えばダウンタウンウッチャンナンチャン清水ミチコ野沢直子という後の“お笑い第三世代”がレギュラー出演した伝説的バラエティ番組だ。

その内村宏幸氏による提案とあって、フォロワーからは「ウンナンのツーショットトークが見たいです!」、「ウッチャンナンチャンMC 芸人さん総出演 お腹抱えてパーっと笑える お笑い番組を観たいです ネタ番組をガッツリとお願いします」、「今こそ松本人志さんがいっていた『ウッチャンナンチャンとダウンタウンで年に一回くらい番組したい』を実現する時なのですかね…」などの反響があった。

「笑いは病も吹き飛ばす力を持ってます! 暗くなりがちな今だからこそ、笑いで日本を明るく! 漫才やコント、お笑いの底地見たいです!!」というコメントも寄せられたように共感する声が多い。

内村氏は反響の大きさを受けて「バズるまでは行ってないけど、支持された証拠だと思うので、もうこうなったら本気で誰か何か動いてくれないかな~! 他力本願で申し訳ないけど」とツイートしている。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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