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text:Hajime Aida(会田肇)
photo:Masanobu Ikenohira(池之平昌信)
artwork:Daisuke Ebisu(戎大介)

もくじ

910-DCシリーズ 愛車がWi-Fiスポット
YouTube、Amazonプライム カーナビで
ナビ機能を検証 音声認識/地図更新は?
音質は? ハイレゾ再生/マスターサウンドリバイブ

910-DCシリーズ 愛車がWi-Fiスポットに

もうすぐ春を迎えて暖かくなってくる季節。

気分はウキウキするも花粉も気になる…って人もいるとは思いますが、そこは山や河原に出掛けてバーベキューでもして、そんな気分を吹き飛ばしましょう! ということで今回は神奈川県にある丹沢の麓、相模川までやって来ました。

クルマは河原の風景によく似合うランドクルーザー・プラド。クロカンの代表選手みたいなこのクルマ、乗ってみると乗り心地も良いし、車内も結構広い。バーベキューの荷物を積んでも楽に5人が乗車できてしまいます。これは想像以上でした。

でも、そんな時でもカーナビは欠かせませんよね? そこで今回のお供となったのが8型モデルのカロッツェリア サイバーナビ「AVIC-CL910-DC」です。

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サイバーナビ」と言えば、長いこと『カーナビ界のベンチマーク』として君臨し続けてきた存在です。そのサイバーナビが昨年秋に、数々の新機能を搭載してフル・モデルチェンジを果たしました。

その最大のポイントが、様々なエンタテイメント系コンテンツなどをパケットの限度を気にすることなく存分に楽しめることです。

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AVIC-CL910-DCに同梱されるネットワークスティックdocomo in Car Connect」の利用が1年目は無料。2年目以降は1日プラン、30日プラン365プランという3種類から選べる。

これはNTTドコモが提供する車載向け「docomo in Car Connect」に対応した通信端末「ネットワークスティック」の採用により可能となったものです。なにせ、スマートフォンの契約のように利用状況によってパケット容量が頭打ちになることもなく、使い過ぎて回線速度が遅くなることもないのです。

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しかも、これには車内をWi-Fiスポットとすることができる機能まで用意されているのです。そのうえ最初の1年目は「docomo in Car Connect」を無料で使えます。これは楽しみですね。

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では、そんな新型サイバーナビはどんな楽しみ方を実現できるのでしょうか。

YouTube、Amazonプライム カーナビで

新型サイバーナビが実現した“つなぎ放題”は、どんな楽しみ方ができるのでしょうか。

1つは動画や音楽などのストリーミングサービスへの対応です。たとえば無料動画サービスで圧倒的人気の『YouTube』を再生する機能を、市販カーナビとして初めて搭載したのです。

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サイバーナビは9型モデルを筆頭に、8型モデルや7型モデルラインナップしますが、どれもがスマホを上回る大画面で楽しめるのでとても見やすい。

さらにストリーミングサービスは、自宅にあるレコーダーのリモート機能にも対応を果たしています。

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出先から自宅のレコーダーにネット経由でアクセスしたところ。録画リストからタイトルを選んでリモート再生ができる。

対応アプリ「DiXiM Play for carrozzeria」の利用により実現できたもので、ネットワーク経由でレコーダー内の録画済みコンテンツや、受信中のリアルタイムの放送を出掛けた先でいつでも楽しめるようになります。

対応レコーダーの詳細については、デジオンのサイトでご確認を。

HDMI入力で、Amazonプライムも

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加えて「Amazon Fire TV Stick」をHDMI端子に挿せば、「Amazonプライム」などさらに多くのコンテンツが楽しめるようになります。Wi-Fiスポット機能を使えば、自分の端末にあるコンテンツも通信料金を気にすることなく楽しめるわけです。

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いかがですか?

こんなことがカーナビで可能になるなんて少し前まで想像もつきませんでしたよね。この機能を活かせば、バーベキューで一息ついた時に好きなコンテンツが楽しめますし、その道すがら渋滞にハマっても車内では今までになく楽しい。

オンラインが際限なく使えることで、新たなカーナビの楽しみ方をサイバーナビは提案してくれるのです。

ナビ機能を検証 音声認識/地図更新は?

実はサイバーナビの魅力は優れたカーナビ機能にあります。今どき、どのナビでも“高精度”を謳いますが、サイバーナビの能力はそれらとは次元が違います

道路沿いの施設に立ち寄ったときはマップマッチングを外し、道路の高低差にも地図データに組み込まれた傾斜データと3Dジャイロセンサーリンクさせて対応します。これらは、独自のアルゴリムをはじめとする測位精度向上のための技術が詰め込まれることで実現できたものなのです。

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ルート案内の正確さもサイバーナビならではの魅力です。

たとえば、高速道路の通行料金と所要時間のバランスを見ながらルートを提案するのもサイバーナビが得意とするところです。

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中央道石川PA(下り)から圏央道 相模原ICを目指す。往路は高速道路を利用。帰路は空いている一般道を使うルートを提案してきた。

この日の帰路では、圏央道を使わないで八王子ICから都心に向かうルートを提案してきました。

実際に走れば、いつもは混雑する道路がこの日ばかりは極めてスムーズ。これも通信による最新で緻密な交通情報を取得しているからこそ出来ることなんです。

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(左)地図を表示したままAV再生画面や周辺の人気スポットを表示する「インフォガジェット」。(右)道路状況の変化をチェックできるスポットウォッチャー。

そして、新しいサイバーナビは様々な新機能を搭載して、カーナビとしての使い勝手を高めています。1つがサイバーナビ独自の統合案内「インフォガジェット」です。

これは、地図を表示させていながら、左側画面に付近にあるおすすめスポットをはじめとする最大5つの情報を表示させられるというもの。さらにそこにはDVDなど映像画面を表示することもできるのです(走行中は映像は映りません)。

目的地に着くまでのルート沿いの道路状況を、写真などを通して把握できるのが「スポットウォッチャー」です。ここには他のユーザーが実際に走行してサーバーアップした情報としてマルチウィンドウ上に表示され、この情報をチェックすることで道路状況の変化に素早く対応できるというわけです。

「近くのそば屋!」

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「音声検索」で「近くのガソリンスタンド!」「近くのそば屋!」と話せばご覧のとおり。スムーズに候補を表示してくれる。前者はガソリンの価格も確認できた。

さらに「ネットワークスティック」のつなぎ放題は、音声認識を活用した目的地検索にも活かされます。

画面上にある音声検索ボタンを押し、「近くの○○」と発するだけで、即座に候補の施設名がリストアップされます。

今までのように画面上での入力は必要ないのです。これは一度使ったら手放せない便利さです。

地図更新 Wi-Fiで

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つなぎ放題は地図データの更新にも活かされます。

新型サイバーナビには地図データの無料バージョンアップとして、最大3年分(最大年6回:発売~2022年10月末日まで)が付いてきます。しかもOTA(Over-The-Air)によってこれが実行されるのです。

音質は? ハイレゾ再生/マスターサウンドリバイブ

オーディオについては、“サイバーナビ史上最高”とも言える優れた音質を実現しています。

サイバーナビとしては初めて、プリアウト出力部に高音質なバッファ回路が追加され、低ノイズ化をすることで従来モデルはるかに上回る音質を実現したのです。

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ハイレゾ音源には96kHz/24bitでのネイティブ再生に対応しており、96kHz/24bitを超える音源については96kHz/24bitにダウンコンバートして再生します。また、映像コンテンツやCDなどの音をハイレゾ相当にアップグレードして再生する「マスターサウンドバイブ」機能も搭載しました。

この機能の良いところは、圧縮音源であってもハイレゾ相当のクォリティで聴くことができることにあります。今まで圧縮音源はどうしても無理して帯域を広げた感がありましたが、このモードで再生した音は極めて自然に再現します。

つまり、自然な音を実現しているだけに長時間にわたっても聴き疲れがないということになります。

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また、ネットワークつなぎ放題ということで、音楽をストリーミング配信で無制限で聴くこともできます(配信契約は別途)。当然、この配信も「マスターサウンドバイブ」を効かせて楽しめることは言うまでもありません。

新サイバーナビ ラインナップ 実勢価格

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トヨタ・ランドクルーザー・プラドのインパネに収まったカロッツェリア サイバーナビAVIC-CL910-DC(8型モデル)。税別の実勢価格は19万円前後。

このサイバーナビ、ラインナップはディスプレイごとに7型、7型ワイド、8型、9型の4タイプを用意(税別実勢価格:17万円前後~21万円前後)。すべてがハイビジョンで映し出すHDディスプレイを搭載しています。

先に紹介した「docomo in Car Connect」に対応した通信端末「ネットワークスティック」を備えたモデルは、すべてのタイプに用意され、品番の末尾に「-DC」が付きます。

これまでもネットワークにつながるカーナビは存在していました。しかし、その多くはドライブに必要な情報を取得するか、あるいは音声コマンドクラウドで認識させるために使うのにとどまっていました。

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新しいサイバーナビはストリーミング配信にまで市販カーナビとして初めて対応したのです。

これからはキャンプスポーツなどを目的としたドライブにも絶好の季節を迎えます。そんなドライブに、新しいサイバーナビはカーナビの新たなページを切り拓いてくれることは間違いないでしょう。

新型サイバーナビ 910シリーズ製品サイト

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