ジョージ・ミラー監督、俳優のトム・ハーディと女優のシャーリーズ・セロン共演の2015年ヒット作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。シャーリーズが演じるフュリオサを描く単独スピンオフの企画が何年もくすぶっているが、ミラー監督が2021年の撮影を視野に、出演候補の女優とミーティングしているという。

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 Varietyによると、出演候補には映画『ウィッチ』や『スプリット』の女優アニャ・テイラー=ジョイが含まれるとのことだ。他の候補女優の名前や役柄などの詳細は不明。現在、新型コロナウイルスの感染拡大で制作や撮影がストップする中、ミラー監督はビデオ通話のスカイプでオーディションを行っているという。

 第88回アカデミー賞で10部門にノミネートされ、音響編集賞や録音賞などを含む最多6部門を受賞した『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。俳優メル・ギブソンの出世作『マッドマックス』シリーズの30年ぶりのリブートとして制作され、Box Office Mojoによると3億7500万ドル(約407億円)以上の世界興行収入を上げるヒットとなった。

 シャーリーズ演じるフュリオサは、片手を失った女戦士。悪役イモータン・ジョーの部隊を率いていたが、反旗を翻しマックスと共にイモータン・ジョーの軍隊と戦うといった役どころだ。フュリオサの単独スピンオフは当初、シャーリーズ続投で制作されるという話だったが、Screen Rantによると、若きフュリオサを描くという噂があるという。何はともあれ、さらなる続報に注目だ。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』シャーリズ・セロンが演じるフュリオサ  写真提供:AFLO