新型肺炎のあおりで大きな打撃を受けるバー

新型肺炎の感染拡大を受け、営業停止や縮小を余儀なくされている飲食店も少なくない。

アメリカ・オハイオ州でも、3月15日より、行政から全ての飲食店の営業停止を命じられ、その日の午後9時以降は閉店する事態となったという。これは、夜がコアタイムであるバーにとって辛い仕打ちである。

今回取り上げる、コロンブスにあるバー「コーチーズ・バー・アンド・グリル」もその一つ。

客足が遠のき赤字状態に陥り、オーナーのベニー・レナードさんは頭を抱えていた。

しかしその日の閉店後、ある一人の客から驚くべきプレゼントを受け取ることとなった。

レシートに書いてあるのはなんと2500ドルの文字。つまり日本円にして、26万円ものチップを支払っていたのである。

食事の内容はおよそ30ドル分だったそうだが、その何十倍ものチップを上乗せして支払っていったのだ。

伝票には、「タラ、ニッキー、ジム、リズ、そしてアランに、このチップを均等に分けてあげてください。」と言う文字が。

チップを支払ったのは常連である中年男性で、匿名を希望しているとのこと。店内にあるテレビで流れていたオハイオ州知事のマイク・デウィン氏の営業停止の発表を見て、1時間後にチップを申し出たと言う。

3月16日の地元紙へのインタビューで、レナードさんはこう語る。

「従業員13人全員で分けました。支援していただいた男性の優しさで、スタッフは感動して涙を浮かべ、そして、みんなが笑顔になりました。
この3月15日は、オープン以来最もすごい1日になりました。
いろんな経験をしてきたものですが、こんな思いをしたことは一度もありませんでした。」

国内外で買い占めニュースが深刻化する中でも、勝手な人ばかりではない。厳しい事態の渦中だが、人々が協力すればきっと切り抜けられるだろう。

 

参照元:NBC NewsTwitter

【すげえ!】営業停止の影響で資金繰りに苦しむバー、そこに突然26万円分ものチップが!