多くの中国人は「日本は非常に清潔」だという評判を見聞きしているというが、中国メディアの百度は25日付で「日本の街はどれほど清潔なのか」と題する記事を掲載した。中国人筆者は「日本の清潔さは実際に日本を訪れてみないと理解できないものであり、実際に目にすると、心の底から敬服させられるだろう」と伝えている。

 記事は、多くの中国人にとって「日本は旅行先の第一候補であり続けている」と紹介しつつ、初めて日本を訪れた中国人たちが、まず何よりも「その清潔さ」に驚くというのは「もはや当たり前のこと」であると説明した。

 例えば観光スポットのように大勢の人が訪れる場所、デパートのように常に外国人で賑わう商業施設、さらには小さな路地のように日本人が日常生活で通る場所など、「場所を問わず、ごみはまったく落ちていないのが日本」だと伝え、また、道路はまるでいつも「洗い立て」であるかのような清潔さだと紹介した。

 中国人筆者は、日本の清潔さを自分の目で実際に見た感想として「心の底から敬服させられた」と主張し、この敬意は日本の街の「目に見える清潔さ」から生じたものであると同時に、こうした清潔な環境を作り出し、そして、維持するために払う日本人の「目に見えない努力」にも起因することを強調した。

 さらに、この「目に見えない努力」について、日本人は幼いころから「自分を律する」ための教育を受けており、それゆえ基本的にごみのポイ捨てをする人は少数なのだと説明した。中国人筆者は、日本旅行を楽しむ時には「日本の街の清潔さを台無しにする行動をとってはならず、清潔な環境を作り出し、維持する日本人の努力に心からの敬意を払って行動すべきだ」と訴えかけた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本の清潔さは「訪日せずには理解不可能」、そして「目撃すれば敬服不可避」=中国