リヴァプールからベシクタシュへ期限付き移籍中のドイツ人GKロリス・カリウスは、ヘルタ・ベルリンに加入する可能性があるようだ。ドイツ誌『Kicker』日本語版が27日に伝えている。

 カリウスは1993年生まれの26歳。2018年夏にリヴァプールからレンタルでベシクタシュに加入。カリウスとリヴァプールの現行契約は2022年まで残っているが、同クラブではブラジル代表GKアリソンが絶対的守護神として君臨しているため、カリウスは居場所を失ってしまったという。

 そこで、ヘルタ・ベルリンがカリウスの獲得に動く可能性がある模様。同クラブはドイツ人GKトーマス・クラフトが契約満了により今シーズン限りで退団する見通しであるため、カリウスに白羽の矢を立てたという。

 カリウスは2016年夏までマインツに在籍。ヘルタ・ベルリン加入が実現すれば、4シーズンぶりの母国ドイツ復帰となる。

ベシクタシュでプレーしているGKカリウス [写真]=Getty Images