セルタに所属するデンマーク代表MFピオネ・シストがクラブの許可を取らずに母国デンマークに帰国する決断を下したようだ。スペイン『Faro de Vigo』が報じている。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が続くヨーロッパスペインラ・リーガでは長期の中断を余儀なくされており、各クラブスペイン政府やスペインサッカー連盟(RFEF)などからの要請を受け、所属選手に対して自宅待機を命じている。

その中、セルタではすべての選手が自宅待機を受け入れているが、シストとロシア代表FWヒョードル・スモロフ、クロアチア代表MFフィリプ・ブラダリッチの3選手に関しては、その他の選手と異なり、家族が不在の状況で自宅待機を強いられているという。

そのため、クラブは3選手の精神的な負担を考慮し、一時的に母国へ帰国できるように動いていたが、各国の当局が科した移動制限によって実現は叶わず。

しかし、孤独な状況に耐え切れなかったシストは自らスペイン脱出を計画。同選手は27日にセルタに連絡を取り、自身が自動車を運転して母国デンマークに向かっている最中であることを報告したという。

スペインデンマークは約3000kmの距離があり、通常であれば飛行機を使って移動するが、3月16日新型コロナウイルス感染拡大阻止のため空路での渡航は禁止となっている。そのため、シストは今週末にデンマークが国境封鎖を行うとの情報を受けて、自ら愛車を飛ばして帰国する強硬手段を取ったようだ。

なお、現時点でセルタから今回の一件に対する声明は発表されていないが、今後クラブ内部での処分が科される見込みだ。

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