新型コロナウイルスの感染予防を目的とする「セーフ・ハンズ・チャレンジ(#SafeHands Challenge)」にセレーナ・ゴメス(27)などが参加し、手洗いをしている姿をインスタグラムにアップするセレブが増えている。「セーフ・ハンズ・チャレンジ(#SafeHands Challenge)」ではないが、同じようにイヴァンカ・トランプ(38)が自身のインスタグラムに自分の子ども達が手を洗っている姿を公開したのだが、この投稿に批判が集中している。

イヴァンカ・トランプは26日に「みんなが感染スピードを和らげる役割を担っているわ!」と言葉を添えて動画を投稿した。その動画ではイヴァンカの3人の子ども、アラベラちゃん(8)、ジョセフくん(6)、セオドアくん(4)の3人がABCの歌を歌いながら手を洗っている。

すると投稿後、ツイッターなどでこの動画に対する批判が相次いだ。子ども達が手を洗っている間、水道を流しっぱなしで水を無駄にしている点、子どもたちが高級ハンドソープを使っている点が世間の目に止まったのだ。

水を流したままにしていることに対しては、イヴァンカ自身も「あー、手洗いしている間は無駄にしないようにひじかタオルでシンクを止めなくちゃ…」と子ども達が水を止めるのを忘れていたことに言及しているが、水が勢いよく流れていることもあり、動画を見た人からは「この間だけでもすごい量の水が無駄に…」「なんで子ども達に『水は大切にしなさい』って教えないの?」など批判的なコメント寄せられた。

また手洗いに使われているのは「AESOP(イソップ)」というオーストラリア生まれのスキンケア会社のハンドソープで、日本でも店舗を出している。アメリカで1本39ドル、日本円にして約4200円で売られているものだ。現在、新型コロナウイルスの影響で失業率の上昇が深刻化しているアメリカ。仕事を失い金銭的に困窮する人が増えている中で、高級ハンドソープを使用しているという点にも批判が集まった。イヴァンカが投稿をした同じ日に、米労働省が過去1週間で失業保険を申請した人が約330万人に上ったことを発表している。

ツイッターでは「子ども達が1本39ドルもするハンドソープ手洗いする動画をイヴァンカが載せてた。次は一体何? 私達に100ドルするケーキでも食べろっていうのかしら」「みんなその日暮らしをしている時に裕福なライフスタイル見せるってなんなの」などと時期が時期ということもあり、批判は止まりそうもない。

画像は『Ivanka Trump 2019年12月6日付Instagram「Home: Imagination Station」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)

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