レアル・マドリーに所属するセルビア代表FWルカ・ヨビッチの軽はずみな行動に対して、母国の重鎮が苦言した。

欧州でも深刻化が進む新型コロナウイルスの影響で、レアル・マドリーも活動停止や自宅待機措置を講じたなか、セルビアに帰国したヨビッチセルビアも国として自主隔離を義務づける状況だったが、恋人の誕生日会に出かけたとして、政府関係者から批判の声が挙がるなどのひどく矢面に立たされる事態に発展している。

そうしたなか、元ユーゴスラビア代表DFのドラゴスラブ・ステパノビッチ氏もヨビッチの軽率過ぎる行動を批判。セルビア『Kurir』のインタビューに対して、こう話した。

「彼はキャリアの台無しにするため、ありとあらゆることをしている唯一無二の男だ! 自ら破滅に導こうしている。彼はアドルフ・ヒュッター(フランクフルト監督)からフランクフルトでチャンスが与えられ、セルビア人史上最高額でレアル・マドリー移籍を果たすという運に恵まれたのだ。だから、彼の行動は全くもって信じがたいね」

セルビアのメディアで、彼の軌跡を目にしたことがある。彼は子供の頃、父親と一緒に車で寝て、朝からのチーム練習が始まるまで待っていたみたいだ。なんと努力家なのだろう…。そう思った矢先がこれだ。理解しがたいが、ルカは明らかに自分のことを考えちゃいない」

「禁じられているにもかかわらず、破ったのなら、それは何も理解していないも同然! 彼は喋るんじゃなく、沈黙した方が良い。彼の行動は理解に苦しむね」

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