グラビアデビューするや、大反響だった元『Seventeen』モデルの川津明日香ちゃん。3月30日発売の『週刊プレイボーイ15号』では、2回目の登場にして早くも表紙&巻頭グラビアに大抜擢。また、この号には天真爛漫で純粋無垢な20歳の愛らしい姿を映した43分のDVDもついてくる。

そんな初表紙、初海外ロケ、初DVDという、初物尽くしだった今回のロケ、すったもんだの舞台裏を語ってくれた!

■恥ずかしすぎて映像が見られない

――今年1月4日発売の週プレでグラビアデビューして、わずか2ヵ月で初表紙です。

川津 まさか、そんなに早く表紙を飾らせてもらえるなんて思っていなかったので本当にビックリしました。グラビアを始めたときは、1年以内の表紙を目標にしていたから。

――めちゃくちゃ早かったですよね。初表紙が決まったときの心境はどうでした?

川津 1月中旬くらいに、週プレさんの『バレンタイン私物プレゼント♥』という企画で編集部に伺ったんですよ。そのとき、サプライズ的に担当編集者さんから発表されて。『セブンティーン』時代も含めて人生初の表紙だったから、うれしすぎて母親にすぐLINEしました。それと、そこからジムにも通い始めるようになって。

――もともとスレンダーだから、カラダづくりなんて必要なさそうなのに。

川津 前回のグラビア撮影が昨年10月で、それ以来、水着になっていなかったんですよ。だから、自分の体形に自信が持てなくて。表紙撮影まで1ヵ月もなかったので、どこまで変われたかわかりませんが......(笑)。

――ロケ地はハワイでしたが、ドッキリを仕掛けられたとか。

川津 そうなんですよ! 打ち合わせのとき、いくつか候補地があって、最終的にグアムとタイ、ベトナムの3つになったんです。

――あれ、ハワイがない。

川津 ハワイっていう話もあったんですが、やっぱり写真集じゃないと......って却下になって。で、1週間後に週プレさんの新年会に参加したとき、編集者さんから「タイに決まったよ」って言われたんです。「ご飯や観光地とか行きたいところがあったら、目星をつけておいて」って、タイ・バンコクのガイドブックも手渡されて。

――読んだの?

川津 初めてのタイだから熟読しましたよ! もともとタイ料理が大好きでしたし。出発日に成田空港に着いたときも、「ガイドブック持ってきた?」って聞かれ、さらにDVD用のインタビューにも答えて。気分はタイに行く気満々でした。ただ不思議だったのは、これからタイに行くっていうのに、編集者さんが成田空港内のタイ料理屋にやたら行こうとするんですよ。なんで、そんなに必死なんだろうとは思っていました。結局、和食になりましたが。

――ムービー用にさらにハメようとしたのかも。空港でチェックインしたときに、わかりそうなものだけど。

川津 う~ん、私のパスポートマネジャーさんが持っていてくれましたし、出国審査ではチケットに記載された行き先を一切見ていなくて。搭乗口には時間ギリギリに着いたから駆け抜けたような感じだし、結局バンコク気分で機内に......。

――えー、バンコク行きだと思って機内まで入ったんだ。いったいどこでわかったの?

川津 座席に座ってイヤホンをして、映画でも見ようかなって思ったときに、機内アナウンスが流れたんです。「ホノルルまでの所要時間は......」って。え、どういうこと? 乗り間違えた!?って周りをキョロキョロしたら、スタッフさんたちがクスクス笑いながらガン無視するんですよ。

――ハワイ便の機内って、ハワイアンが流れていたり、CAさんもトロピカルなファッションになっていたりしますよね。

川津 タイも南国だから違和感がなかったっていうか。アナウンスを聞いていなかったら、ホノルル空港に降り立つまで気づかなかったと思います(笑)。

――それなら面白かったのに。

川津 大人って怖いなって思いました。それと、私はなんて視野が狭いんだろうって落ち込みましたよ。その様子は付録のDVDに収められていて、私も映像チェックをさせてもらったんですが、冒頭のドッキリシーンは恥ずかしすぎて早送りしました(笑)。でも、ハワイが一番行きたかったので、本当にうれしいサプライズでしたね。

■今後の恋愛について占い師が注意!?

――今回のグラビア撮影で印象に残っているシチュエーションはありますか?

川津 ハリウッド映画などの撮影でよく使われるオアフ島の「クアロア・ランチ」。映画『ジュマンジ』のために造られたセットの廃屋がまだ残っていて、そこで撮影したんです。ワンピース水着でハイヒールを履いたのですが、背伸びをした感じがあり、いつもの私と違って大人っぽい雰囲気になったと思います。あと、忘れられないのが夕焼けのカイマナ・ビーチで見た虹。しかも、二重にかかったんですよ。コーディネーターさんから聞いたのですが、二重の虹は1本目と2本目、逆の配色になっていくんですって。ただ、ビーチに人が多くて、外国人の女性にやたら絡まれたりして、撮影現場は慌ただしかったです(笑)。

――オフはありました?

川津 天気が安定しなかったこともあり、撮影スケジュールはけっこうタイトでした。でも、夜ご飯を食べた後に連日ワイキキに繰り出して、ヴィクトリアズ・シークレットとか、ドン・キホーテ買い物をしました。アラモアナセンターにも連れていってもらえましたし、とても楽しかったです。

――そして今年2月12日、20歳を迎えました。

川津 18歳のときからずっと早く20歳になりたかったので、ようやくっていう感じでしたね。

――思い描いていた20歳像と今の自分、何か違いは!?

川津 全然子供でした(笑)。小さい頃は20歳で結婚すると思っていたんですよ。当然ですが実際はそんな予兆さえなく、10代のときとまったく変わっていないなぁって。楽しみなのは、お酒が飲めるようになって仕事の打ち上げの2次会に参加できること。未成年のときは、必ず夜10時前に帰されていたから。

――好きなお酒はできた?

川津 そんなに飲んでいないんですけど、ビールはおいしいなって思いました。ただ、あんまり酔わないので、もしかしたら私、強いのかも!?

――油断しないようにしてください(笑)。今後の目標は?

川津 この間、占い師の方に見てもらったら、24歳までが頑張り時って言われたんです。だから、そこまではなりふり構わず仕事に打ち込んでいきたいですね。恋愛に関しては......ダマされないようにって注意されました。今回のドッキリロケの件もあるので、いろいろ気を引き締めていかないと(笑)。

川津明日香KAWAZU ASUKA
2000年2月12日生まれ 東京都出身 身長163㎝ 特技=クラシックバレエ、習字
○「ミスセブンティーン2014」グランプリ。2018年3月末に『Seventeen』専属モデルを卒業し、現在は女優・タレントとして活躍中!
公式Twitter【@Asuka_Kawazu_】
公式Instagram【@asuka_kawazu】

取材・文/高篠友一 撮影/唐木貴央

【画像】ナチュラルな魅力あふれる川津明日香のグラビア

週プレ15号で表紙&巻頭グラビアに登場した川津明日香