火事現場から5匹の子猫が救い出され、保護活動をしているお宅に運び込まれた。
フレイム(炎)、アッシュ(灰)、スーティ(すすだらけ)、スモーキー(煙たい)、アンバー(残り火)と名づけられた、生後1週間にも満たない赤ちゃん猫たち。
まだまだ母親の保護が必要な彼らのお世話をすぐに買って出たのは、オスのミックス犬・レイランさんだった。
Dog Reunites With His Favorite Foster KittenThis dog got so attached to one of his foster kittens — watch him reunite with her months later 😍
The Dodoさんの投稿 2020年2月19日水曜日
レイランさんは、これまでも50匹以上の子猫を育ててきたベテラン育児犬だ。でも、そんなレイランさんや家族にとっても、今まで保護した中で1番小さな子猫たちだったらしい。
でもレイランさんは、そんなことはお構いなしにすぐさま子猫たちに夢中になったそうだ。
子猫たちの体をなめて、いつもきれいにしてあげるレイランさん。
よりそって眠る時間は、レイランさんにとっても至福のひとときだった。
中でも、アッシュがレイランにとっての1番のお気に入りだったようで、よく一緒に遊んだり眠ったりしていたという。
海外では、子犬や子猫が保護された場合、「アドプト(養子縁組)」の前に、ある程度大きくなるまで「フォスター(一時預かり)」のお家で育てられることが一般的だ。
こちらもそんな一時預かりを請け負うお宅で、成長した子猫たちはみんな無事に新たな家族の元へと引き取られていった。
通常、養子縁組は保護施設などが仲介するため、保護された猫たちとその後も交流があることはそう多くはないらしい。
しかし、アッシュはこのお宅の友人一家に引き取られたらしく、その後もときどきレイランさんを訪ねているのだそうだ。
すっかり大きくなったアッシュは、新しい家族のもとで “アビー” と名づけられた。
レイランさんのもとを訪れたときは、じゃれあって遊んだりくっついて眠ったりと、一緒に暮らしていた日々を思い出すかのように過ごしている。
かつては “親子” だった2匹。今では “友だち” として、新たな絆を結んでいるようだよ。
育てた子猫たちが旅立ち、新しいお家で幸せになるのは素晴らしいことだけれど、レイランさんにとっては、ちょっぴり切ない別れや寂しい気持ちもあったかもしれない。
だけどこうして会いに来てくれる子もいるんだと思うと、なんだか見ているこちらまでうれしくなってくるね!
written by momo
※この記事はカラパイアの姉妹サイトマランダーから転送したものです。マランダーで前日一番人気の高かった記事を、後日カラパイアの紙面上で紹介しています。
全文をカラパイアで読む:http://karapaia.com/archives/52289349.html
こちらもオススメ!
―動物・鳥類についての記事―
新型コロナウイルスで人間の少なくなった街に姿を現し始めた野生動物たちの姿がとらえられる
外出制限中は動物だけを見ていたい?一日中見てられる、犬と猫のYoutubeライブ配信動画まとめ
火事現場から救い出された子猫、りっぱに成長し育ててくれた犬と友情を結ぶ
コロナで外出制限中の男性、あのお菓子が食べたくて、愛犬に「おつかい」させる。作戦成功!(メキシコ)
寂しげにたたずむ野良猫に近づいたら店の中に導かれ、お目当てのキャットフードに案内された(メキシコ)
―画像の紹介記事―
火事現場から救い出された子猫、りっぱに成長し育ててくれた犬と友情を結ぶ
コロナで外出制限中の男性、あのお菓子が食べたくて、愛犬に「おつかい」させる。作戦成功!(メキシコ)
犬、喜び過ぎた。飼い主が自宅待機、うれしすぎて尻尾降りすぎて負傷したらしい犬が発見された
マクドナルド、ロゴマークのゴールデンアーチを分断し「社会的距離の実行」を呼び掛けるキャンペーン
オフィスの天井から落ちてきたのは野生のポッサム!PCの後ろに座り込んでいた(オーストラリア)
カラパイアの公式アプリがついにリリース!サクサク見やすい、使いやすいよ! https://t.co/0PBhJB1jK7 pic.twitter.com/M1QblHgKJ7
— カラパイア (@karapaia) 2017年12月9日
コメント