中国メディア・東方網は27日、中国で「となりのトトロ」と並んで非常に人気の高い宮崎駿監督作品の「千と千尋の神隠し」に登場する「油屋」を、日本の「神」が細かい部分までリアルに模型で再現したと紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本で2001年に公開されてから実に18年越しで昨年6月に中国で公開され、すでに各種媒体で多くの人が視聴していたにもかかわらず大ヒットした同作品について「非常に感動的なストーリーに加え、背景の美しさも大きな魅力だ」とし、特に現実世界とは異なる世界に位置する「油屋」は独特かつ重要な存在だと紹介。実在する風景をヒントに独特の世界観で構成されたその造形は多くの人を魅了したとしたうえで、日本のあるネットユーザーが昨年1月末から1年あまりの時間をかけて非常にリアルな「油屋」の模型を作り上げ、その様子を逐次ツイッターで紹介していたと伝えた。

 そして、ツイッター上の記録は設計や材料集めから始まり、大量の素材を集める様子からは「今回の工事が非常に大掛かりなもの」であったことが見て取れると説明。単に「油屋」の外観をリアルに再現するだけでは飽き足らず、屋根の部分や外壁に延びるパイプ、外壁から張り出した部屋、樹木や花など、あらゆる者がすべてアニメ内の様子同様に再現されたとしており、そのディティールへのこだわりぶりは「まさに賛嘆ものである」と評した。

 また、実際にアニメでは「油屋」が夜に営業し賑やかさを見せることから、模型も各部屋にLEDを配し、周囲を暗くしてLEDを点灯させることで建物全体が黄色い明かりで染まり、さらに人影まで見えるところまで工夫されていると紹介。「遠くから眺めると、本当に感動するほど美しいのだ」と伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

日本人が1年かけて作った「千と千尋の神隠し」の「油屋」、まさに匠の精神の塊だった!=中国メディア